ワーキングマザーは幸福なのか?パートタイマーがラクという見解は、誤解だと思います

昔からの友人より、
「ぽには総合職を続けていて偉いよ。大変でしょ。私はパートタイマーで気がラクだもん。」
と言われます。

また時より、取引先の男性の方から、
「うちの奥さんも働いてるけど、パートだからラクだと思うよ。正社員で働いてるのは大変でしょ。」
とも言われます。

その意見には、一部共感し、一部激しく違和感を感じます。

まず、共感は、

『大変』という部分。

確かに。
私はバタバタライフです。

時短勤務のはずなのに、新幹線出張や泊まりは日常茶飯事。

今週は、会議や出張、雑務も目白押しで休めません。

来年度中頃にフルタイムに戻りますが、時短でこれ。フルタイムの人は本当に凄い。どうやって生きているのか。

神様や。

 

家に帰ると、3歳と1歳の息子はどちらもイヤイヤ期真っ盛り。お風呂に入るのに、昨夜は1時間近くもめました。

ですが、母親はみんな大変。

毎日イベント目白押し。

中でも、幼な子がいるご家庭は、目が離せない、自分がしっかりしないと事故など命に係わる問題が起こるかも・・と気が緩むことがない。

大変なのは、正社員の私だけではない。

 

専業主婦も絶対大変。ずーっと子供達を24時間見守らなくてはいけない。休みはなし。褒められることもそんなにない。でも、淡々と日々を過ごしている。

神や・・

私は、保育園の枠があり、有給や制度があるだけ恵まれています。

 

何だか話が逸れ始めましたか。

 

続きまして、違和感は、

パートがラクという点。

そんな私も昔々、パートがラクと思い込んでいました。

好きな時間に働く、嫌だったら辞めればいい。
比較的簡単な仕事・・

好きな時にお家にいられる・・

そういう面はあるかもしれません。

 

でも今は、パートタイマーが必ずしもラクとは思わなくなりました。

学生時代から現在に至るまで、アルバイト先や職場で、パートタイマーで働く方々と接してきました。
それは、ファミレスであり、焼鳥屋であり、研究所であり・・場所はいろいろです。

もちろん私の狭い狭い人生の範囲内です。

 

能力や適性はあるにしろ、皆さん、限られた時間で自分の任務を遂行していました。

そして、その方々のほとんどが、
『1人で全ての家事をしている』
ということにもビックリしました。

毎日、4時に起きて、家族全員のお弁当を作り、家事を済ませ、駅まで子供を送って行き、急いで職場へ。

仕事をし、夕飯の買い出し、駅まで子供を迎えに行き、家に帰る。

夕食の準備、食べてからの片付け、洗濯、次の日の準備・・

夜12時過ぎてからの就寝。

また4時に起きる・・

 

意外でもなく、パートあるあるだと思います。

 

そのわりには、夫や家族から、

「パートでしょ。気楽だよね。」という感覚で見られてしまう。

何なら、雇い主や世間からも。

仕事量や一生懸命度の割に、
収入面、周囲からの見られ方もちょっと微妙。

 

きっと子供が何かあった時、夫でなく、パートの方が休むのでしょう。

突然休むのは心苦しいし、ノンストレスで休んでいるわけではないと察します。

 

働き方や契約にもよるでしょうが、基本、働いた時間の給与が入るシステム。

家計にとったら有給が潤沢にあるサラリーマンの夫が休む方が手取りが減らない場合も・・

 

各種、鑑みますと、

パートだからといって、ラクではない。

 

私は、時々、自分がいっぱいいっぱいになった時、
パートになれば・・と考えていました。

 

もうそれは辞めようと思います。

パートタイマーになれば、幸せになれるのか?

夫の協力や、周囲のヘルプも減ってしまう可能性大。

雇用形態によっては、保育園も出されてしまいます。
幼子を抱え、大変さは増すような気が・・

そっちの方が、えらいこっちゃ!

 

パートタイマーを軽く見る方には、「そんなこともないかもよ〜」と心でそっと思うのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!