在宅勤務という制度、なかったことに?

「セコム、してますか!?」

並みに聞きます。

 

「在宅勤務、してますか?」

観覧車

私は狭いせまーい業界の世界的にそこそこのシェアを持つ企業で研究員をしています。

コロナがあってから、しばらく2日に1回交互に在宅勤務をしていました。

 

しかーし!

現場仕事もあるでしょ。

ということで、部署長判断で1年半前から同じ部署のメンバー全員、

『出社で!』という体制になりました。

 

まぁ、在宅勤務はそれはそれでコミュニケーションや作業の範囲など難しい部分もあります。

私の部署は技術系なので尚更です。

もしも在宅勤務をどーしてもしたければ、その理由を部課長に事細かく話し、

毎回対面でお伺いをたて、許可を取らなくてはなりません。

在宅勤務の日は簡単な報告書の提出も。

 

一方で、

他の部署だと在宅勤務可だったりします

これは、

「ずるい!うちの部署はできないのに!」

「キーー―!!!」

とかでは決してなく、

部署間の多様性を持たせることはむしろ良い。

 

というか、こういう在宅勤務可の部署が撲滅されてしまうと、

在宅勤務という体制自体がなかったことになる。

ホントに。

 

人間とは怖いもので、会社の制度として規定上問題なくても、

属している人の大多数が採用していなかったら、やらなくなったり。

この傾向は日本人は特にかもしれません。

  • みなし残業
  • マスク
  • 勤務時間外の掃除

何となく、みんな早いからとか、みんなしているから、帰りにくいから・・で自分もやる。

私も大いに心当たりがあります。

 

うん。

ほんでね、今、私、在宅勤務全くなしのフルタイムをしてるでしょ。

子供達は小4・小2・3歳。

 

絶賛、

在宅勤務したいのよ

小学生の上2人は、

朝も夜も鍵っ子。

 

夕方は学童の集団登校で帰ってきます。

習い事のある日は、学童を早めに切り上げてもらい、

2人一緒にもしくはどちらか習い事のない方がカギをかけて待っています。

 

お家にいてあげたいのに、

全くできません。

 

夫がこの4月から週に何回か30分の時短を取ってくれていますが、家と職場が遠いため時短と言っても18時にならないと帰ってきません。

なんなら時短以外の日は恐ろしく残業して帰ってきます(帰宅は23時を余裕で越えます)。

彼は朝も早いので、残業している日に子供達と夫が会えるトータル時間って、朝の15分くらいじゃないかな。

 

その分、子供達も大人がいないことが当たり前になり、

出来ることも増えてますし、

自分でやらなくちゃ!と思ってくれているみたいです。

 

ありがたい反面、

なんかね。

 

大人の私の方が家にいられないことに、

モヤモヤします

 

在宅勤務ができる部署があるのに、

なんでフル出社の部署にいるんだか。

そして最近、出張がめっちゃ多い。

出社しないと対応が難しい業務も立て込んでいます。

 

なんでこの職業をしてるかな?

とすら思ってしまいます。

疲れてるんですね。

 

そんな中、最近社内の人に聞きました。

コロナが落ち着きつつあるので、うちの会社でもほとんどの部署が、フル出社になってるってよ!」

だって。

オイオイ。

 

一時の流行りモノになっているじゃないか。

コロナがきっかけで、在宅勤務という選択肢ができたかと思いましたが、

撲滅されつつある・・

 

噂によると、上層部が、

「在宅だったらみんなサボるでしょ。」

と言い、『なし』の方向に進んでいるようです。

 

うん。

まぁそういう人もいるかもしれませんが、週に1回くらい在宅勤務だったら、喜ぶ従業員もいるよ。きっと。

 

ということで、

ちゃーんと逆行している、

愛すべきザッジャパンの企業です。

このままで世界と戦えるのかなー。不安ーー!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!