さて、今回で本シリーズ最終回です。
はぁはぁ。さすがに疲れた。
お付き合い、ありがとうございます。
内申点を取るポイントについて、
最後は6、7、8をお届けします!
【内申点を取るポイント】
- 行きたい高校や進路を大まかでも良いので、早いうちに決める
- 高校のリサーチを徹底する
- 小テストは全力で!
- やっぱり提出物は光の速さで!
- 学区に目を光らせる
- 睡眠時間を取らせる
- 保護者面談で援護射撃をする
- 最強のカンフル剤を投下
さっそくいきましょう!
目次(タップすると飛びます)
睡眠時間を取らせる
中学時代って、恐ろしく眠くなかったですか?人によって違うかもしれませんが。
私は朦朧とするくらい眠かったです。
誰でも睡魔と戦うのは本当にツライ。
今は、SNSも普及し、大人も子供も睡眠のきっかけを上手く取れない場合があります。
家族全員で、この時間には寝る!!
と決めることや、SNSは早起きしたらどうぞ・・のように、睡眠を取るためのルール作りは必須です。
とはいえ、『お家に帰ったら外との関係は遮断』が難しくもあります。スマホでずっとつながっていますしね。
親も介入も困難です。
だからと言って、どこまでも無法地帯でいるのも違う気がします。
実際、中学生の心身の発達と睡眠時間には関係があるというレポートが文部科学省からも出されています→早寝早起き朝ご飯で輝く君の未来
内申点だけでなく、心身の健康のためにも是非取り入れたいものです。
お次。
保護者面談で援護射撃をする
また恥ずかしい黒歴史の紹介。
私が中学生の時のこと。
部活の顧問の先生に反抗的な態度を取り、その先生に明らかに嫌われていました。
しかし、ひょんな所で親が先生と話し、
『うちの子、夜寝る前に素振りをしていますよ』
と言ってくれたことで、
私はソフトボール部のレギュラーになり、
何ならその先生が受け持つ数学の内心点がグッと上がりました。
当時は思春期だったので、『うちの親、余計なことを言って!』と思っていましたが、結果オーライ。
ええ。
先生も人間。
こんなに露骨な先生は珍しいかもしれませんが。。
親から、
『先生、うちの子、家では○○高校のパンフレットをよく見てるんです。進学希望みたいで。どの辺りを詰めさせれば良いですか?』
と聞くのと聞かないのでは大きな差がつきます。
えっ?ゴマすりは嫌だと?
ゴマは擦れるうちに擦るべきです
まぁ、気持ち悪いくらいゴマを擦れと言っているのではありません。
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先生への保護者面談なんて、年に数回あるかないか。
コミュニケーションをきちんと取って、
親も子供が快適に学校生活を送れるようしたいのと、
希望の学校に足りない部分を補いたいです!
どうしたらいいですか?
と聞くのは悪いことではありませんし、
むしろ、印象も良い。
熱心な親には、助けてあげたいと思う先生も少なくないはずです。
もちろん、中には贔屓はできない!情報は渡せません!という先生もいるかもしれませんが、そんな先生には子供も相談など出来にくいと感じます。
先生が不快に感じない、ちょっと口添え・・くらいの援護射撃はお勧めします。
さて、最後の項目。
最強のカンフル剤を投下
お待たせしました。
カンフル剤とは、
『我が子と、
我が子が行きたい学校に通う、
現役高校生を面談させること』
です。
要するに、
個別にお話を聞く!
意外とやっているようで、やっていない。
もちろん、学校説明会に見学に行くと、先輩と話したりできますが、ほんの一部です。
学校に通う生徒さんを血眼になって見つけると良いです。
この会合には、親も参加してください。
子供だけだと、緊張して、どんなことを話せば良いか分かりません。
思春期の子供はモジモジもするので、親がさりげなくサポート。
- どんな勉強をしてきたか
- 中学時代、先生とはどんなコミュニケーションを取ったか
- ぶっちゃけ、成績はいかほどだったか
- 中3はどんな過ごし方をしたか
- 塾には行っていたか
- テキストはどんなものを使ったか
徹底的にリサーチします。
ちょっと年上の憧れの高校に通う人からの話は、
親や塾から何を言われるよりもビンビン響きます。
とはいえ、
血眼って・・一体どうやってコネクションを探すのか?
方法としては、
- 中学校の先生を頼る
- 塾を頼る
- ママ友のつてを頼る
どうしても無理ならば、地元で家庭教師を短期でお願いするのも一つ。
条件は、『○○高校出身者』。
家庭教師は大学名で探してしまいがちですが、意中の高校の卒業生縛りで探します。
ちなみに、私は自分の行きたい高校の先輩がいないか中学の先生に聞いたところ、
「その高校には、ここ4年以上だれも進学していないので、知らない。無理。」
と言われました。
志望校は、市町村も全然違う学区外の高校。
ネットもない時代だったので、本当に情報がありませんでした。
で、どうしたか。
母が知り合いのツテを数珠つなぎでつないでくれ・・
その高校に通う、高1の先輩を捕まえてきてくれました
今でもその面談を忘れません。
希望高校の制服を着た先輩が、うちの玄関の前に立っていました。
・・感動しかない。
学校相談会にも行ってはいましたが、リアルな事情をきけて、俄然やる気になりました。
当時、私の受けたい学校は小論文が必要でして、対策方法をどうすれば良いか全く分かりませんでした。
先輩にはどんな本を読んだか、
練習はどれくらいしたか、
その他にも、通知表はどの辺りだったかも、
詳しく聞きました。
すでに中3だったので、済んでしまった2年は取り戻せない状態でしたが、中3でもできる最大限のことを聞きました。
本当にこのおかげで、
合格しました
対策をせず、オリジナルや想像、高校から取り寄せた資料だけで受けに行くと落ちていたと思います。
受験は情報戦。
体感しました。
エピローグ
我が家の息子達は中学受験をしない予定です。
中学受験をしないのなら、小学校6年間を大いに楽しみ、自然や友人と沢山想い出を作って欲しい。
長い長い人生の中で、12歳まできっちり子供らしい時間を過ごせるなんて、幸せかもしれません。
その一方で、
熱心に長時間勉強を繰り返した中学受験経験者よりも、
シビアな、
内申点という先生の主観に、
大いに依存した制度が待っています。
ただ、この【内申点を取りに行く】という行為は、
後に社会に出た時に、
どの教科の学力よりもビジネスに直結すると感じます。
クライアントに誰よりも早く連絡することや、
自分の足りない能力を上司や周囲に質問すること・・
内申点を取る技は、
ビジネス社会で十分通用するスキルです。
中学受験がトレンドになっているのは分かります。
そして、お気持ちもよく分かります。
しかし、多くの児童が公立中学にいくのもリアル。
そこで学べる悔しさや、理不尽、
いろんな経験を乗り越えて、
未来に羽ばたいていって欲しいものです。
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