なぜか大人気シリーズの続きです。
今回は、第6回目。
【共働きの葛藤シリーズ】
時は、2019年の初夏。
夫は、ひたすら仕事を頑張っていました。
朝は始発に近い電車で、
夜は頑張ってなるべく早めに・・とはいえ、家事や育児の戦力にならない時間に帰ってきました。
もう少し、家族に寄り添ってよ!とお願いしても、
本人曰く、
家族に寄り添っている方だよ!
他の研究員(社畜)と比べて!
・・知らんがな。自社比較すんなよ。
私のストレスはマックスで、3人目の妊娠と相まって、気持ちもナーバスになっていました。
揉めに、揉めた末、
夫はやっと育休を取る決心をしてくれました。
過去記事:夫が育休を取るまでの連載①幻の妊娠
皮肉にも、育休の決心をしたからこそ、より仕事はハードモードになっていきました。
あかん・・
私、仕事続けるとか、本当に無理かも。
土日も返上してみたり、お家に仕事を持って帰ってくる夫にイライラ。
当時、ブログには書きませんでしたが、
出産予定日ギリギリに海外出張が入っていました。
出産には立ち合いができましたが、
その1週間後くらいだったかな?
海外に出張でした
もう、あいつ、なんやねん。
コロナのギリギリ前でしたが、下手すると出張先で、コロナあれこれで、身動きができなくなっていたかもしれない。
私の中で、イライラがマックス。
3人子供がいて、実家も遠方、大変な時なのに、
なぜ、仕事のペースを落とさないんだ!
と私が指摘しても、
再放送が始まるだけ
- 社内比では早く帰ってきている
- 育休取るから頑張らねば
なんだかね、
ハナシが平行線(白目)。
夫は、夫の会社ワールドに住んでいて、私の世界とは全然違うみたい。
そんな中・・
小さな事件が起こりました。
いや、結構大きいかな(どっちやねん!)
こんなに、仕事に尽くしているのに、
評価がもの凄く低かったらしい
・・・うん
ざまーみろ(←コラ!)
まぁ、本人はショックだったようです。
私には、ちょろっとしか話してくれませんでしたが。
毎年、4月に夫の会社は給与の改定が行われます。
この年の給与の上がり方がすごーく少なかったのです。
ん?
例年とも違いますし、
特に数年前に社長賞を受賞した時と、上がり方が全然違いました。
ん?ん?どした?
夫は話したがりません。
実は、たまたま大学院時代の後輩が、夫の職場で働いていまして、気になってメールしてみたところ・・
夫の研究所では、
今までの功労者達の評価をグッと落としているらしい
新しいトップは、『あなたの技術なんて誰でもできる』と言って、今まで商品開発に寄り添ってきた人達を非常に低い評価をして、病気や退職に追い込んでしまったらしい。
対照的に、プライベート時間を削って、
商品に直結しない、
謎の研究(最先端っぽいやつ)を評価しているようです。
うん。商売人として、あかんやつな。
教えてくれた後輩によると、夫は一定の成果も出したけれど・・プライベートの時間をあまり使っていないため、頑張っていない人と見なされているとのこと。
で、3人目が生まれ、
まだお食い初めもしていないある日。
夫は、帰ってきて直ぐにこう言いました。
俺、会社辞めるわ。
続きます。
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