あれ?
なんか、
フツーに生活していても、厳しくないですか?
いやね、
昔、私が小学校~高校くらいの時(20~30年前)は、
母親が子育てで職を一旦辞めても、
贅沢しなければ生きていけた時代が日本にはあった気がします。
落ち着いた頃にパートに・・って。
少なくとも私が育った平成のごくごくありふれたベットタウンではそのようなご家庭が沢山ありました。
しかし、今は、専業主婦では金銭面ではとーってもしんどくなってきています。
我が家の家計の回し方では、私か夫が会社を辞めると、
即ドボンです
少ない黒字が一気に赤字に転落します。
とはいえ、
- 2歳児の保育料(家賃並みに高い)
- 小学生学童2人分
- スイミング2人分
- 英会話スクール2人分
- 土日の学校行事ちょっとしたサークルなど費用2人分
を合計すると初任給並みの金額となるので、
どちらかが辞めて子供に寄り添い、子供にかかる費用を節約するのも悪くない選択かもしれません。
特に、私は時短勤務。
まぁ三男が3歳になる来週で、会社規約が終わりフルタイムになります(それもそれで怖すぎる)。
時短でドドーーン!と金額を引かれていたため上記子供達の費用で、まるまる私の月のお給与は飛んで行ってました。
何のために働いているんだ!
って、思ってしまう時もあります。
しかし、1つ辞められないかもな~と思うのは、
例えば私が仕事を辞めて、家のケアをすると、
三兄弟は『母親は家にいるものだ』と刷り込まれる
のではないか?
と考えた時。
これは、ちょっと怖いです。
というのも、私の母は専業主婦でした。
専業主婦の母が家にいてくれてることは私にとって『当たり前』でした。
夫は、家族と母方の祖父母と暮らしていました。自営業の家族だったので、常にお家には誰かがいて、身の回りのことは母とおばあちゃんが全て行ってくれたとのことです。これは、もう最強クラスの子供ケアができていると思います。
そんな、
お家に母親がいてくれて当たり前だった過去が、
時より私たち夫婦を迷わせます。
自分達は子供に、当たり前のことをしてあげられてないのではないか・・
保育園の時は朝預け、お迎えは延長保育の人の中でも最後の最後。
小学校に入るとずーっと学童。
平日は朝も鍵っ子で、夜も鍵っ子。
可哀そうなことをしてしまっているのではないか・・
グスン。
ってなりそうです。
まぁ私も仕事が辛くてハゲそうになることも多いので辞めるなら子供が小さい今かな~と考えたり。
で、最近、小3と小1の子供達と話をしました。
お母さんかお父さんが仕事辞めたらどう思う?って。
メリットは、家にどちらかがいること。常にいるので安心はすること。
デメリットとしては、お金が少なくなるので、習い事は辞めて、学童にも行かずにお家に帰ってくること。
ザックリこんな話をしました。
すると、2人とも即答で、
「お母さんもお父さんも働いて!」
と言われました。
子供達の話を聞くと、理想を言えば在宅で働いてくれることがいい!しかし、無理ならば、出社して働いて。
今、スイミングも辞めたくないし、英会話スクールも楽しい。
学童なしで帰ってくると遊ぶ人がいないからつまんない。
もしかして、旅行とかも全然できなくなるの?
無理無理!
働いて!!大丈夫だから!!!
と言われてしまいました。
そ、そうなの?
「お家にいないのは、アレクサでつながっているから大丈夫。すぐ連絡できるでしょ?それに、上の階に同級生も住んでるし、何かあれば呼びに行くよ。」
なんとも頼もしい!
「それよりも、お金の不安は嫌だ。高校とか行けないのも悲しい。お母さんもお父さんも働いて!」
ど、どこでそんなことを覚えてきたの?
感覚的にそう思っているのかな?
スーパーに行くと、値上がりもしていて、
たまにテレビをつけると深刻な貧困の特集をしています。
「ねぇ、うちってお金大丈夫なの?」
と子供がきいてくることもあります。
大丈夫だよ~お母さんもお父さんも元気に働いているし、わずかだけど貯金や投資もしているし、家賃もべらぼうに高い所に住んでるわけではないし。
というと、
「ふ~ん。そっか。」
と安心した顔になりますが、子供ながらに考えているのかな・・
で、子供達が肌で感じている日本と、
私たち世代40代~30代?が感じている日本って、
同じ国なの?
と思ってしまうくらい、雰囲気が違います。
彼らが大人になって子育てをする頃は、
全然見えている景色が違うかもしれません。
だから、働いていても後ろめたく感じずに、堂々としてても良いのかな?
いやもう私もほとほと疲れて辞めてもいいと思ってるんだけど・・
来週からはフルタイムだし・・
と考えてしまう、時短最後の週末です。
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