『鍵っ子』が撲滅される日が来る?働き方はグングン変わる、いや、変わって!

2000年代前半。

仲の良い後輩が、息荒く私に知らせてくれました。

「先輩!彼氏が電通に受かりました!」

ほほーー

マジか。

同じ学部の彼が、内定をもらったとのこと。

 

当時、電通やテレビ局から内定をもらうなんて、花形中の花形。

部活のキャプテンだったり、ちょっとした『コネ』みたいなものがないと、そこら辺の学生が入れるとは思えないほど難関。

理系学部でよく内定頂けたね。凄いなぁ。

確かに。

彼、イケメンでシュッとしてるしなぁ。

後輩と2人、喜ぶ私。

 

「彼と2人で、最終面接前に東京に行ってきたんですよ。

電通の自社ビル、凄いですよ。

めちゃくちゃ高いんですよ。

まだ新しくて、ピカピカで・・

私も関東の大学院に進学するので、うれしいです。」

 

それから、15年以上経った昨日、

 

電通が本社ビルを売却するとのこと

 

電通グループ、本社ビル売却検討 3000億円規模、過去最大級(共同通信)

後輩が、彼と見上げたビルはこれですか・・

電通

(ウキペディアより引用)

このニュースの一報を受けた時、

やはり、時代の波が来たか・・

と思わざるえませんでした。

 

在宅勤務の波、キテマスナ

 

私は、今年に入ってから週1~2回、在宅勤務をしています。

技術系のため、現場に入らないと意味がない部分はありますが、

緊急事態宣言を受け、会社側も早急に進めてくれました。

 

IT会社でもないので、後手後手で、

改善の余地はかーなーり、あるかと思いますが、

ザッジャパンの昭和体質企業がよくここまで頑張ったと社員ながらに俯瞰しています。

 

リモートワークなどの効率化を進めていくと、

手作業に頼っていたよな~という部分が沢山あることに気が付きました。

 

例えば、改良した結果を現場のノートにペンで書いていた・・

みたいな。

そういう『アナログ』にしてしまったことって、

社内システムを経由して確かめることも出来ず、

もちろん在宅時に全く使い物にならない。

 

当たり前に、後回しにしてきたことの改善が必要になってきています。

 

 

今後、ますます業務によっては、お家で完結するかもしれなくて、

働き方はグンと変わる予感。

 

前にブログ記事にもしましたが、私たちが暮らす『未来』って、

近代的大都会のドラえもんが生まれた未来ではなくて

もっと自然豊かで都会と田舎が融合しているような、

通勤もいらない世界かもしれません。

過去記事:

駅近の住宅、都会暮らしが本当によいのか?今後は田舎の方が都合がよいかもしれない 

 

私は、在宅勤務をして気が付きました。

 

子供を迎えられる素晴らしさを

 

週に1~2回ですが、在宅勤務の日は小1の長男に、

「おかえり」

とお家で必ず言えます。

学童の集団登校から帰ってくる17時過ぎ。

 

まだ勤務時間なのでリビングでPCをカタカタ鳴らしていますが、やっぱりお家で子供を迎えられるって、親子共に嬉しいです。

子供が家に帰った時に『誰かがいる』状態にしていてあげたいな・・と思ってしまいます。

 

ところで、

この『お家に人がいない状態』って、

いつ頃から始まったんでしょうか

 

もちろん、シングルのご家庭であったり、何らかの事情がある場合は昔からあったと思われます。

 

しかし、ごく一般的な家庭を対象とした場合、

どこかのタイミングで『鍵っ子期間』が発生するご家庭が非常に多いと感じます。

 

ちょっと掘り下げて考えてみます。

 

昭和初期まで、女性が働きに出ることってほとんどなく、

自営業、家事手伝い、専業主婦・・

何かしらお家を離れない場合が多かったと思います。

少なくとも、火を使う家事も今よりももっと重労働で危険が伴ったので、

大人がお家を空けることは難しかったでしょう。

そうすると、『子供がいる時間には、お家に誰かがいる』というのが、普通になります。

 

しかし、家電が普及し、火の元のリスクも軽減すると、

家を空けていても大丈夫だよね・・が浸透。

お母さん達のお家に縛られる時間も減っていきます。

 

更に時代が進んだ今、名ばかりの女性の社会進出?で、

お家にいる時間はどんどん短くなってきました。

正直、男性の給料だけでは家計維持が難しくなり、

女性も外で働くのが当たり前になっています。

 

で、そうなると、

子供が帰ってくる時間には、まだ親は外で仕事をしている

というスタイルが普通。

 

特に小学校高学年は、鍵っ子が圧倒的に多い気がします。

この状態をファミサポやシッターなど、課金することで解消しているお家も多いでしょうが、ある程度子供に頼っている方も少なくないはず(いやこちらが大多数か?)。

こんなもんだよね。

ワーママ家庭って・・って思ってました。

 

が、在宅勤務をパラパラするようになり、

待て待て

と思うようになりました。

 

確かに、お家で仕事をするのは、進捗もイマイチだったり、意思疎通が難しかったり、会議の調整が微妙だったり、設備が整っていなかったり、厳しい面はあります。

 

しかし、

こと、『子育て世代』にとって、

こんなに好都合なことはない

 

仕事をしながら、お家にいられるのです。

何なら、休憩がてらにご飯の準備も軽くできるし、

通勤にあてた時間に、家事もできちゃう。

 

自分が今、就活をしていたら、

「御社は、リモートワークも可能ですか?」

と聞いてしまうくらい。

働くママ・パパの救世主となるよ

 

ほんでね、希望的観測も含めて語らしてくださいな。

 

きっと未来には、

老若男女問わず在宅勤務のチョイスがもっと増えて、

 

「昔って、鍵っ子って言われる小学生がいたんだって。」

 

とか、

鍵っ子がオワコンになる日が来る

気がしてならない。

いや、来てちょうだい。

 

変わらないと思っていた、世界は変わる時がある。

 

冒頭のキラキラした電通本社じゃないけど、

私が学生の頃、超花形だった、

テレビ局や広告代理店。

 

ご存じのように、今、苦境に立たされています。

株価も鈍化して、YouTubeや他のコンテンツにもってかれています。

信じられないです。

 

時代や人や流れって、変わるようです。

だから、『鍵っ子』も、そんな時代があったね!

になる日が来るかもしれない。

 

あっ、そうそう後輩ですが、電通の彼とはお別れして違う方と結婚しました。

あんだけ盛り上がって、「ヒューヒュー業界人と関係者じゃん!」とか茶化して、「結婚式には呼びますね~」なーんて会話してましたが。

そんなもんです。

 

人も、働き方も、鍵っ子も、

今の状態が永遠に続くことはないかもしれませんね・・

 

いつも本当にありがとうございます。

次回は『アラフォーのプログラミング』についての記事にする予定です。読みたい人っていますか?クリックでどんな感じか計らせて下さい。お願いします。

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!