約30年前・・
真っ赤な目をして部屋の中をフラフラする父。
「パパ、やり過ぎよ!」
と怒る母。
それでも・・
数日前に買ったファミコンにひたすら向き合う父。
心配そうに見つめる三姉妹・・
我が家でゲームにハマったのは父でした。
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ゲームにハマるお子さんは少なからずいると思います
以前、先輩のお家に遊びに行った時、年中の息子さんがひたすらゲームをしていました。
4時間くらいお家にお邪魔してましたが、彼の声は聞いたことがないくらい、ゲーム、ゲーム、ゲーム・・・
小学生のお兄ちゃんがいるため、ゲーム導入は早かったようです。
なかなか難しいなぁと思いました。
仲良しのワーキングマザーサバイバルを運営している、みゆきさんもブログの中でゲームについて書かれていました。
ワーママのミカタさんの記事も引用されており、そう、ゲームとの付き合い方ってやっぱり難しいな~と身に染みます。
さて、私自身はゲームをしません。いや、上手くできません。
ビックリするくらいセンスがないという残念な特性の故か、何だか悦を感じないのです。
一方で、夫はめちゃくちゃスマホゲームをします。
子供が産まれる前
夫が、たまたまスマホの音を出して寝てしまった時に、夜中に何度もゲームに呼び出されていました。
新選組のロールプレイングゲームのようで、何人かと募って戦い?奇襲?に出かけるようです。
いつもはサイレントにしていた携帯。
ピロン!ピロン!・・ピロン!
鳴りやまぬお誘い音(そして一度眠ると起きない彼)。
携帯で、何かこちょこちょやってるなぁーと思っていましたが、ここまで呼び出されていたとは!
とうとう、妻にバレてしまいました。
問いただしてみると、全国でもランキングに入るくらい、上位の武士まで登り詰めたらしく、ありとあらゆる人から、合戦のお誘いが入るらしい・・
きゃ♡素敵!
って、なるかいな。
何かハートも古いなぁ・・
攘夷か、上位か、何でもええわ。
課金手前の最高ランクで頑張ってたようですが・・交渉の末、辞めてもらいました。
夫のゲーム好きは子供ができてからも健在です。
隙あれば、スマホを覗いてゲーム・・
「またゲーム?」
どうしても夫に言ってしまう文句です。
そうなると、子供達も、
「お父さん、ゲームしてないで、絵本読んでよ。」
とか。
「あーー!今ゲームしてたでしょ。お母さんに言ってやろ。」
と言われる始末。
そうすると、我が子の中に、
ゲームは家族団らんを遮る、ゆゆしき媒体
という訳の分からぬ感情が芽生えてきたようです。
でも、その隙をぬって、なぜか頑張る夫。
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時は巡り、30年前。
真っ赤な目をして出てきた父。
どうやら徹夜でファミコンの『武田信玄』をしていたらしい。
うちの父は、当時流行りのモーレツサラリーマン。
海外出張にガンガン行って、お家にはなかなか帰って来れませんでしたが、帰ってくるとファミコンに興じるという訳のわかぬスパイラルにハマってました。
呆れる母。
徹夜の週末。
半年後、ゲームは母方の祖母のお家に引き取られました。
そして、「ゲームはおばあちゃんのお家でする。」という独自ルールが作られ、ゲームをしたい孫たちが集まるのでした。
余談ですが、祖母はマリオにハマり。
難しい面になると、孫の代わりに倒してくれるという、何とも勇ましい姿を見せてくれました。
私の中での結論。
ゲームは、老後にハマるのが良い
私は、老後の楽しみとして、ゲームという娯楽を取っておくこととします。
さて、現在。
暇さえあればゲームに興じる夫をみて、子供達は呆れています。
まぁ、彼らが呆れるのは今だけで、友達の影響などで本人達がやりたいと言い出したらどうしようかな・・。
一方で、夫が中毒気味のため、
ゲーム自体に少し嫌悪感を抱いている・・ような気がする。
ん?これって夫の作戦?
ゲームするフリをして、子供達を呆れされる。
計算だったら凄すぎる。
で、聞いてみました。
ところで、今のゲームは何面までいってるの?と。
夫「えっ聞きたい?」
うん、参考までに。
夫、誇らしげに、
「3012面。」
は?
ただのゲーム好きやん。
親の反面教師という謎のゲーム抑止力がどこまで有効か分かりませんが・・
今のところ、子供の中にゲームは家族団らんの敵!という刷り込みが入りっていたらな・・と願います。
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