【考え方編】長きに渡る共働きのコツ

前回の続き。

長きに渡る共働きをするためのコツをお届けします。

前回記事:長期に渡り『共働き』をするコツは、ずばり・・ 

 

家事やモノの断捨離、生活のノウハウを蓄積したからこそ、

40代で働く今の私がいます(ヒーヒーしてますが)。

 

そのポイントは、

1日9時間以上の睡眠死守

です。

そんなに寝たら人生楽しくないという人もいるでしょうし、10-20代の自分が聞いたら反吐が出ると思います(あの頃は目をこすりながらも夜1時まで起きていましたしね~)。

ただ、今はもう身体も精神も睡眠に頼らないと持たないです(汗)。

 

木登りとか、ホントきつくなっています・・

 

さて、私は専業主婦家庭で育ちました。

学校から帰ってくると必ず母がお家にいました。

これを真似すると到底【その辺のオジサン達と同等の働き】はしんどくなります。

母のことは大好きですし、心から尊敬していますが、どうやら私たちの時代はやり方を変えないと厳しくなっています

 

うむ。

 

今回の題名、

【考えを変える】

そう、やり方を変えるだけではなく、

考え方もぶっ壊すことが大切になります。

 

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「検査し過ぎは、良くない」

 

ある会議で、担当常務がこう発言しました。

責められる現場。

うつむく、作業着を着た技術者たち。

 

私は技術職でして、生産や製造関係、品質管理の業務にもよく携わっています。

一時はガッツリ現場に入っていました。

 

現場では『安全・迅速・コストを考えた検査をして不良品を流通させない』ということが大事。

 

必要に駆られ、国際標準規格ISO基準も勉強していました。

 

検査はどうしても『漏れ・抜け』が出てくると言われています。

その『漏れ・抜け』の数値は時に0.001%とかの極小さい数値。

もっと小さくする努力を血眼になって行います。

プラスした検査もするべき!

という意見や外部機関の助言を取り入れ、できる限りトライもしてきました。

 

しかし、すり抜けを最小限にしていくと、

コストと時間がかかります。

 

製品の価値や検査の費用対効果をしっかり考えなければいけません。

 

ところが、

現場にいると、

『すり抜けを防ぐのが神!』

 

『検査、手厚くすべき!』

みたいな信仰の人が現れます。

 

そう、

俺だ俺だ俺だ~~~!!(突然のタカトシ)

私もガッツリその1人でした。

 

一見、正論のような気がしますがこれは危険思考です。

 

分かりやすい例えをすると、

肥満を調べるために、体重と身長、ウエストを計る。

 

いやいや、すり抜けをしたらダメなので、

ウエストだけでなく、ふくろはぎ、二の腕、指、

血液検査や遺伝子を調べるPCR検査もしましょう・・

と提案されると、

そこまでしなくていいじゃん!

って思いますよね。

 

しかし、『漏れ・抜け』を正義と考えていると多少やりすぎでも”良し”としてしまうのです。

 

で、担当常務に怒られる。

 

「検査し過ぎ。コストや時間を考えなさい。」

 

一時期、我々の部門はこのせめぎ合いで結構しんどかったです。

すり抜けてクレームが起こると部門の責任ですし、コストをかけ過ぎるとめっちゃ怒られる。

 

試行錯誤の末、

最小の検査で最大のパフォーマンスをすること

を目標に、決断そして業務をしてきました。

 

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こんな業務に追われていると、

家事も同じようなことが言えるかなぁーとぼんやり感じるようになりました。

 

お皿をピカピカにしても、

おかずを3品から5品に増やしても、

特にも褒められませんし、

生活の質が驚くほど上がるわけでもありません。

むしろ食費が高くなったり、手間が取られます。

 

でも、これが『やりたい』人もいます。

お皿磨きが趣味の人や料理だけは何が何でもちゃんとしたい人。

そう、

正解は多岐に渡る

 

どれも正しく、どれを選択してもよい。

ただ、これが一番難しい。

 

会社のように営利団体ではないので、

お金が浮くから正解!時間を取るから不正解!とかではない。

 

だからこそ、自分軸で何を優先するか考えなければなりません。

 

料理をちゃんとしたい?

家族の服のメンテナンスは譲れない?

いやいや、埃は絶対無理。

人により違います。

 

私の場合は・・

身体と精神を維持するため、

睡眠時間キープ(できれば9時間以上)が優先事項でした

 

これを死守するために、

現時点で衣食住を伴う他のことは、

『最小限の対応』かつ『こだわらない』ようにしています。

 

結果、ここ数年、特にストレスとも感じていませんし、

夫婦ともに喘息持ちですが発作が起こるほどの汚れ具合でもありません。

 

 

次回はその具体例を紹介します。

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ではまた。

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