「中1でアメリカに短期留学に行かせるなんて、どんなボンボンや~!行かせるかいな~」
と昔の私だったら思うでしょう。今でも思っています。
はい。
家を買うことにした2026年8月現在なら、なおさら躊躇していたと思います。
ただ、アメリカ留学の申し込みが始まったのはこの春のお話。
念願の中高一貫校に入学してすぐは、話が違いました。
私や夫のテンションも。
どんなテンション?
教育にお金を使うぜ!
モード。
子どもだけではなく、親の私たちも『したいこと、やりたい趣味(自己啓発系は特に)は、積極的にしちゃおう!』と思っていました。
さりとて。
むやみやたらにお金を投下する訳ではございません。
子どもも3人いますし、庶民中の庶民の我が家。
使うぜ!と鼻息荒くしたとて、たかが知れているのでございます。
で、その一環として、まずは本人もやる気になっている短期留学させてみよか~ということになったのです。
どうやら、この留学、勉強会や各種研修会に参加せねばならない。
所属する学校が主催しているホームステイも含めた留学です。
中2、中3でも参加は可能ですが、学年が上に進むと学校の成績が加味されるらしい。
中1ならば、学校の成績がまだないため、いってみようか~!と申し込んだのでございます。
申し込むだけではなく、400字の志望動機レポートが必要でございます。
うちの子は文章作成はとーっても苦手ですが、iPadは恐ろしく使いこなしています。
ええ。
文章を書くのではなく、マイク機能で自分で志望動機をダラダラと話し、後ほど読んでおかしくない文章に整えるという教育的にはどうなん?という文章を作っておりました。
で、メールでポチポチ送信。
後日。
選ばれました
うん。今年は応募者が少なかったみたい。ホルムズ海峡のあれこれや2026年の世界情勢もいろいろあって、控えたご家庭も多かったようです。
そのため、本当にたまたま滑り込めました。
でね、留学するから頑張らないとね~というワードを印籠のようにして、決まってからは、ほぼ毎日のようにWeb英会話を25分間やってもらいました。
中学受験後からすぐに、1週間に2回のペースで取り組んでいましたが、語学力がそんなに伸びているわけではない。
ほんと、Hello!とか話せますよ~程度。
沢山話せるわけでもなく、基礎的な部分をさらっていくだけの英会話。
とはいえ、日々の習慣というものは馬鹿にしてはいけない部分もあります。
本人、全然話せないですが、話せないけれども『意思疎通をするための慣れ』みたいなものを習得したようです。
例えば、
- 困った時はとにかく単語だけ並べる
- 文法は多少間違っていても気にせず進む
- What、Why、Whereなどの5W1Hは完全習得しておく
というゆるーーい方法だけマスターすると、あっという間に留学の日が近づきました。
家族で関西国際空港まで長男を送り届け、どんな感じで出発するのか見ていました。
中学生の海外留学ということもあり、沢山の家族が見送りに来ていました。
私もドキドキしながら、本当に大丈夫なのかな?と思いながら見届けます。
ちなみに、ホームステイ先の情報は事前に頂いており、お世話になるお家には事前にメールを送っていました。
- 期間中にお世話になること
- うちの子が至らない部分があるかもしれないが許してくれ
- 英語は全然ダメだけどこのために頑張ってきた
- 本人、ホームステイすることを楽しみにしている
- お手伝いもすると言っているのでよろしく!
などとメールをしていました。もちろん、英語で。
このメール、なかなか受けが良かったようで、ノリノリの返信も返ってきまして、息子も現地でホストファミリーにも『ママ・パパによろしく!』と言われたようです。
ちょっとしたことですが、やっといて良かった。
で、関空にて。
長男は緊張のせいか?固い表情のまま、留学ご一行様と共に、関空の搭乗手続きゲートに吸い込まれていきました。
10日間の留学生活
さすがに、親としてもやきもきしました。
元気にしているのか?
食べてる?
大丈夫かな?
中1の参加者は極々少なく、その辺りも大丈夫かな?と思うところでした。
そんなこんなで10日が過ぎ・・
その間、ごくたまーーに、長男から写真が送られてきましたが、内容は、
『弟たちの写真をくれ』
『弟たちは元気か?』
という内容でした。うちの長男は弟が大好きなので、両親へのホームシックというよりも、弟に会えない寂しさが募ったようです。
私は連日のように、次男と三男の写真を撮ってはせっせと送っていました。
でもって、ほとんどの様子はホストファミリーの方が様子を教えてくれました(ありがたい)。
10日後。
関空から一人でおうちに帰ってきた長男。
帰りは迎えはいらない。自分は関空からシャトルバスや電車で帰るから、いいよ。
ということで、平日だったこともあり、本人にお任せしました。
帰ってきてから、
「関空に家族が迎えに来ていないのは、僕だけやったわ。みんな、感動の再会をしてたわ。」
と笑っていました。
ごっ、ごめん。お母さんもお父さんもフルタイム勤務やし、弟たちは学童にいってるし・・本当にありがとう。一人で帰ってきてくれて。
我が息子ながら、ありがたい・・
さて、留学後はどうなったか?
すっごく素直になりました。
反抗期のナイフのように尖った感じが、丸くなった感じ。
ホストファミリーのおうちでは、全てを自分でしないといけなかったようで、あれこれ自分でやっていたとのこと。
いつも家にいると自分のものはぐちゃーーっとしていますが、そんなことは全然なし。きちっと整えていたようです。
でもって、やはり、アメリカと日本では文化が異なる。
自分の意見、例えば、
「ケチャップつける?」
などの他愛ない会話でも、ちゃんとイエスかノーで答えないといけない。
好みを知ってくれている親が傍にいるわけではない。
自分で、自分のことを伝えないといけない。
でね、信じられないことに、帰ってきてから、
よく話すようになりました
元々、自分のことをあまり話さないタイプでしたが、帰国後、前よりも話すようになってきました。
もちろん、全てが能動的に、積極性も兼ねそろえてレベルアップした!という訳ではありません。
でもね、なんなのかな?
思春期特有のトゲトゲして、「もう、自分のことは自分でやるから関わらんといてくれや。」みたいな雰囲気があったのですが、変わりました。
ありがと~
も前よりも言うようになりました。
ちょっとずつレベルアップしている。
うん。
短期留学に行かせることは、親としても経済面でも、心配の面でもハラハラすることはあります。
長男は数え年ではまだ12歳。
こんな年で、一人でいかせるなんて!とも思ってしまう部分もあります。親のほうも、えいやー!と勇気を出した部分はなきにしもあらず。
ただ、この経験で得たことも、どうやら沢山あるようです。
ちなみに、先日、夏休み明けの学校でのテストがあったのですが、
「めちゃくちゃ楽しかったわ!」
と言っていました。
点数は期待していませんが、英語を聞くのも苦痛で・・となってはいないようで良かったです。ここから、実力も付けていってほしい。
親としては、金銭面では結構大変ですが・・
計画的に、短期留学の機会を作っていきたいです。
ではまた!
ぽち、嬉しいです。




