『中学受験』しないなら【親の覚悟・準備】も必要と思う

「中学受験をさせない」

我が夫の意向です。

 

私は、どちらでも構いません。

中学受験のメリットも分かりますし(研究室の同期や友人の雰囲気なども含め)、地元公立の良さも分かります。

 

夫も私も、地元の公立中学出身です。

夫は都内(下町)出身。

私は関西のとある都市(比較的都会なベットタウン)出身。

 

 

夫の学区はなかなかの荒れ模様だったようで、

ちょっと勉強して、期末考査を受けたら上位5%に入れたようです。

『成績の良い生徒』で3年間過ごしたとのこと。

彼の変な自信や、自分は出来るんちゃうか?

という根本は、この、

中学の時に上位層だった

というステイタスから来るようです。

 

当たり前ですが、高校に進学してビックリしたと。

周囲のクラスメイトがジャンプ以外の本を読んでいることに、度肝を抜いたと言います(どんな環境や)。

 

 

さて、中高一貫や私立に進学する子供は、

それなりにお行儀がよく、勉強もちゃんとする子供が多い。

だって、中学受験という大変な壁を乗り越えてきたんだもん!

勉強するには、悪い環境ではないでしょう。

一方、校内で成績上位者になるのはとてもしんどい作業になる。

元々、偏差値50以上の集団が形成されているから。

 

それを考えると、地元公立はバラエティーに富んでいる(地域にもよるが)。

勉強に興味のない子もいるでしょうし、いろんな子がいる。

そして、テストの点だけで成績がつくのではなく、

『評定』という半ば先生ガチャのような評価制度に、

生徒自身が営業活動をして立ち向かわねばならない。

いわゆる理不尽がそこにある時も。

 

でも、この『評定』というポイントを上手に取れる子が、社会人になって重要といわれる部分につながっていたりするのも事実。

  • 期限内に提出物を出す
  • 積極的に行事に参加する
  • 忘れ物など生活部分での自立もできる

 

とかが、それに入るのでしょう。

 

さて、これだけ地元中学に進学します!

という雰囲気で書き進めましたが、子供の意見も尊重したいと考えています。

 

長男も小3になり、2か月に1回くらい、

「中学受験という制度もあって、それなりに準備が必要だけど、やってみる?するなら応援するし、しないなら別にいいよ。」

と本人にきいています。

 

先日も同じように聞いたところ、

「うーん。別に行く気はない。」

と言っていました。

 

とはいえ、子供にはこう話しています。

「地元の中学に進むのは悪くないとお母さん(お父さんも)思っている。でも、中学生の仕事は勉強をすることだから、しっかりしてもらいたい。それは塾に行く方が良いかもしれないし、自分で工夫して勉強するのが良いかもしれない。あなたに合わせた最良の方法で、やってもらうから。」

と話しています。

 

うん。

まだまだ先の話になりますが、

公立中学に進学するからこそ、

その中学の情報と地域の高校の情報を集めだしました。

 

私ではなく、

夫が

先日、公立中学から行ける(通学圏内)、

公立高校の分布図(難易度含む)を見せられました。

夫のリサーチ、ある意味怖いです。

 

ここまで腹を決めれているのなら、

公立中学に行ってもよいかもしれません。

 

中学の3年間は、一瞬で過ぎるとどの親御さんも言います。

子供が小学生のうちに、高校をリストアップしておき、

その特色や難易度を熟知しておくのが、

親というサポーターの役目かもしれません。

 

なるほど。と思った出来事でした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!