オバちゃまの常識に翻弄されてはいかんぜよ

昔、生け花を習っていた時、お免除を頂くための試験を何度も受けました。

その会場には、60歳オーバーのご婦人達がスタッフとしていっぱいおられました。

ミモザ 切り花

一緒に試験を受けていた友人は、比較的PCに強い人間で、

「このご婦人達の仕事、Excelで一発でできちゃうよね。15人くらいいるけど、2人で十分じゃないかな。」

とよく言っていました。

お免除や、お金の管理も全部手書きの台帳で、漏れや抜けも頻発しており、

受講者から指摘を受けてパニック、またミスという悪循環があったような気がします。

 

でも、手書きは交流ができるという点なのか?

今なおアナログ文化を遂行中のようです。

 

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今、出張の移動中、新幹線の中でブログをアップしています。

ホッと一息というところです。

便利な世の中になったもので、数秒前まで会社PCでゴリゴリ仕事をしていました。

プライベートと仕事が一瞬で切り替わるこのネット社会・・凄いものです。

 

さて、夫が海外出張から帰国した後すぐ、私の東京出張です。

そこに合わせて、『ワーキングマザーのワークショップ』をみゆきさんと開催します。

お申込み頂きました皆様、お会いできますことを絶賛楽しみにしております。

 

東京出張時は、友人に連絡し、無理のない範囲でご飯を食べる約束をしています。

その時に何か持っていきたいな~

 

日ごろから懇意にしている『羊羹』のお店。

結構人気で、売り切れの場合もある。

あるかな・・

よかった~あった~

すみませーん、これ下さい。

 

店員のオバちゃまが、羊羹をササーッとビニール袋に入れました。

ん?

私「申し訳ないのですが、お土産なので、紙袋にして頂けないでしょうか」

オバちゃま「うちの紙袋大きいから不格好やし、ビニールにしといた方が無難やで。」

 

いや、ビニールって、コンビニくらいのうっすーーい袋です。

さすがに・・思っていると、他の店員さん(オバちゃま2)が来て、

 

オバちゃま2「そしたら、小ぶりの取っ手のない紙袋は?」

って提案してきました。

そう、本屋で本を入れる時の紙袋ね。

おっ。

ビニールより全然ましか。

でも、これもこれでもらった友人が困るか。

 

私「やっぱり、ちょっとくらい大きくても、紙袋にして下さい。」

紙袋もフツーサイズで大きくないし、羊羹が入っていても全然おかしくない。

私はコンビニ袋よりアリやと思うんだけどな・・

 

お願いすると、オバちゃま達がザワつきました。

オバちゃま+オバちゃま2「渡す人によっては、非常識だと思われるよ。ビニール袋にしておけば。」

超、ビニール押し。

どうしたん?

いや、逆に、ビニールってある意味非常識ちゃうか。

 

私も何度も出張に行ってます。

ペーペーなので、上司に同行したり、先輩と一緒に行ったり、お土産もいろんなものを見繕いました。

でも、今までコンビニ袋で渡したことは、ない。

まず、ない。

部署のトップの前で、ビニールなんかに入れて持って行った際には、ぶん殴られる。

 

近所でのおすそ分けじゃあるまいし、まず、ない。

 

で、オバちゃま達と絡むのもめんどくさいので、

私「そうですか。では、ビニールも紙袋もどちらも入れておいて下さい。」

と言いました。

オバちゃま’S「よくいるんよ。こんな紙袋にこんなん入れるか~って言う人。だから、ビニールが無難!」

はいはい。

めんどくさ!

でも・・

オバちゃまの住む常識と、私の住む世界の常識には、若干のズレがあるようです。

私からすると、ビニールは非常識だけど、ご近所に持っていく時には、ビニールが常識になるんだろうな。

 

どっちが正解かは、その属している組織の文化によるものなんだろうな。

 

生け花にのスタッフしても、PCに明るい人たちは、無駄に感じるかもしれないその交流が、案外楽しみになっているのかもしれません。

 

オバちゃま達のおせっかいに、うーんと考えさせられた、新幹線の中でした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!