『合わない先生』や『厳しい指導者』と子供はどう折り合いをつけていくのか

数か月前、入学前検診で、同じ保育園のお母さんと話しをしたことをブログに書きました。

【ともばたけ】【過去記事】

中学受験戦争を回避したママの作戦。成功なのか?アレレなのか?

 

その時は、このお家の子が、

私立の小学校に受かったと聞いて、

ひゃ!と思い、それ以外のことはぶっ飛んでいました。

 

そういや、こんな会話もしていたなぁと。

「ぽにさんのお子さん、保育園の剣道を嫌がりませんか?」

 

ほえ?

剣道ですか?

息子達の園は、年長でいろんな体験をさせます。

  • サッカー
  • 水泳
  • 茶道
  • 剣道

他も何かあったような気がする・・忘れたけど(オイ!)。

専門の指導者が2週間に1回くらいきて、教えてくれるらしい。

 

「実は、うちの子、剣道の日は保育園に行きたくないって泣き叫んで。」

そうなんですか。

「担任の先生にも相談したんです。すると、『フォローするので、連れてきて下さい』って言われて。その後も、すっごく嫌がって・・でも頑張って行ってもらったら、そのうち何も言わなくなったんです。」

怖い先生だったり、合わなかったりしたのでしょうね。

それは親子共に辛かったですね。

 

その時はお話しませんでしたが、

うちは、

その日剣道があったことすら、息子から聞いていない。

先生が、厳しいのかも、怖いのかも・・

甘いのか…甘党なのかも…

********************

現在、コロナウィルスで3月のイベントが軒並み中止になっています。

息子達が通う園も、お別れ遠足や、1年の集大成の参観、卒業関連行事がなくなりました。

そのちょっと前、2月上旬に、

保育園の剣道参観がありました。

 

産前休暇中だったため、ひょっこり観に行きました。

 

でね。

ビックリしました。

剣道の先生、めちゃくちゃ厳しい

 

子供達も担任の先生も皆、袴を着て、竹刀をもって取り組んでいます。

指導するのは、70歳を超えているであろう、おじいちゃん先生。

 

保護者が観ている日だから、いつもよりもきっと穏やかだとは思いますが、

とにかく、子供への声掛けが、

  • 注意
  • 行動の催促
  • 叱咤

しかないのです。

昔の人だからか?褒めて伸ばす文化は皆無。

 

昨今にはない、ちょっと異様な雰囲気。

 

子供達、『めーーん!』と素振りをした後、

必ず先生の顔色をうかがっています

 

模範演技指導で、たまたま選ばれた子、

先生と2人で素振りの練習。

 

何度も先生の顔をチラチラ見て、半泣きになっています。

『コワイコワイコワイ・・』と頭で唱えているようにも見えます。

0歳児から知っているクラスメイトなので、

彼がこのような顔になっている所を初めてみて、ビックリしました。

 

よっぽど怖いのね

 

そりゃ、ご近所に住む子も、剣道の日は嫌がるだろうな。

厳しい大人がいるということは、良い経験になるかもしれませんが。

 

子供達におののき震えられていることをおじいちゃんは、気が付いていません。

 

むしろ、自分がどれだけ素晴らしいか語り始めました。

どんな内容か忘れましたが、

最後に言ったことだけ覚えています。

 

「私は、こう見えて75歳です」

いやいや。

 

75歳前後にしか見えないよ。

バッチリ適正な感じですよ。

心の中で突っ込む私。

 

ご高齢の方で、指導者になられている方って、

ご本人は、厳しい指導の中で生き残ってきた人なのでしょう

 

自分達がされてきた教育を次の世代にも・・

と考えているのかもしれません(もちろん良かれと思って)。

ただ、彼らの時代の指導方法は、

今の子供達には『恐怖』にしか写っていないようにもみえます。

 

とにかく、年長さん達はおじいさんの一挙一動にビビっていました。

 

うちの長男はというと・・

比較的トロく、超マイペースな彼は、

確かに、ビビってはいるようでしたが、他の子ほど過剰な反応はしていません。

 

 

ふーーん。

 

クラスでも目立たず、かけっこなどもビリ常連の息子ですが・・

何だがひょうひょうとしているように見えました。

でも、記憶力だけは異常にある子なので・・

『剣道=コワイ』とかにならないといいな。

 

*********************

参観が終了し、帰ってきた息子に、

剣道すごかったね。

上手だったよ。

でも、先生厳しかったね。

と話しかけました。

 

息子、無言というか、スルー。

これは、彼のある意味サインで、『お母さんの話が過ぎるのを待つ』という時。

あぁ、剣道の話はしたくないのね。

ごめん。

 

『この1年、剣道をしてきました』

という表彰状をカバンの中から出してきました。

表彰自体は、単純に嬉しかったのかな。

 

ちょっとつついてみよう。

剣道、どうだった?

 

長男「うーん。」

よく分からないという反応なのかな。

 

長男「僕さ、剣道の先生の名前、思い出せないんだよね~

何て名前なんだろうね~~

せんせい~

 

得意なこと=記憶の子が、覚えていないなんて。

 

興味ないのね

 

ある意味、興味がないというのが一番冷たい反応のような気がします(汗)。

 

好きとか嫌いとか、感情の土俵にすら乗せてあげない。

 

そうか、こうやって、

彼なりに折り合いを付けているのね。

 

頼もしいのか?どうなのか?

 

でも、今後はスルーできない指導者や先生とも出会うかもしれません。

その時は、親として寄り添えたらなぁ。

 

相変わらず、私はスルーされるかもなぁ・・

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!