前々回のお話の続き。
濃いキャラの取引先第二弾
もう、最終章にしたい。
厄介なキャラは出てこないで頂きたい。
と思っていても、出てくるんだろうな・・私が相手にとって、そうなるかもしれないし。
まぁ、聞いてください。
さっそく進めます。
どっちがお客か分からない取引先
先方の技術担当者とは、メールなどで打ち合わせを行い、我々のために小さな製品を作ってくれることになりました。
ものすごく小さなモノ。
そのため、お値段も極々安い。
町工場のような会社で、
「大手ができない小回りが利くので、いつでもお声かけ下さい」
と言ってくれる有難い存在・・だと思っていました。
その会社に、発注書を送ると、経理担当者からこんなメールがきました。
****前半略****
払い込みができないと、○○日後に手形を発行します・・
会社調査のために販売先登録書にご記入下さい。
社印もお願いします。
なんですかコレ。
分かりやすくかいつまんで書きましたが、結構長い文書で、ダラダラ以上の内容が書いてある。
一見、訳わからん。
まぁいいや。
「手形」とか、何だか乱暴な伝え方じゃないかしら。手形発行されるほどの金額ではない(滝汗)。
会社調査って・・
すっごく低額取引なんですけど。
ヨユーで10万いかないですよ。
コンビニで買い物する時に、「貴方の資産調査をさせてもらってから、お金を払ってもらいます」と言われているようなヘンな感覚。「あっ、払えなかったら手形ね。」
いやいや、今すぐ300円払いますけど?目の前に財布もあるでしょ。
私は会社のキャッシュフローや各種取引に、全く明るくないので、部内の経理事務の方に聞きました。
すると、よく分からないから、会社本体の経理部に相談して下さいとのこと。
先方のメールをそのまま添付。
で、以下が経理担当者からの質問。
そもそもぽにさんは買う側、売る側、どっちですか?
ですよね。
私も分からなくなってきました。
うそうそ。
買う方です。
それを鑑みて、専門家からの考察。
- 手形発行に関する件は少し横柄な印象だが、おかしくはない
- 会社調査票に関しても
- ただ、取引金額が低すぎる
- こんなに低いのに、社印がついた書類を作るのはどうかと思う
- 今後、継続して取引が続くのでなければ、通常の見積書と納品書で何とかできないか交渉して
しごく、真っ当なご意見を頂きました。
御意。
単発の取引です。
おそらく、今後はない。いや、あったかもしれないけど、次はもう違う所に頼むわ。
さっそく、上記を鑑みて、返信した私。
すると、先方より電話が入り、
「どうしても会社調査票に記入してもらいたい」
とのこと。
一連のやり取りは、私の上司にも㏄で送っていたので、上司にも相談。
「おいおい、ぽにさんクソ忙しいのに、こんなことやらせんなよ!ほんで、こんな少額なのに、書類作成はアホらしい。」
と怒ってく、先方にもう一度電話で交渉しても、やっぱり、
お役所仕事な先方。
分かりました。
ということで、会社本体の経理部に頼むには、少額過ぎるし申し訳ないため、
書けるところまで書きます。
と伝えると、こんなメールが・・
弊社に送ってもらう前に、大丈夫かどうか、確認させて下さい。
いやいや。
さすがに私もちゃんと書くよ。
その旨、電話すると・・
取引先「不備がある企業さんが多いんです・・」
とのこと。
きっと、他の会社からも同じようにこの作業、煙たがられてるんじゃないかな。
信用調査って、その会社で秘密裏にするんじゃないの?どうなの?書かせるの?こんなの初めて過ぎて、知らんけど。
書ける所まで記入し、部課長が確認。
部内の正式印鑑を押印。
お送りしました。
結構、時間かかったよ。
まぁ、しょうがないんだけど、
なんだからなぁ~
やり取りを簡略化して書きましたが、実は先方の担当者、全く会話が通じなくて、トンチンカン過ぎて、本当に困りました。
通じたら、『自分では分からないから折り返す』の繰り返し。
ホント、大変でした。
次。
ナチュラル『男尊女卑』なIT会社
私の勝手な印象かもしれませんが、IT会社って、休暇なども柔軟な雰囲気、服装もフランク。
ジェンダーや国籍に対しても、ザッツジャパンな企業よりも壁を作らない所が多いような気がする・・
今回、技術系に共通して使えるんじゃないかというソフトの紹介がありまして、とある企業さんが来たのですよ。
営業の方。
そこそこのおじい様。
いや、別にいいのよ。
フランクな恰好で、スタバのタンブラーを持っている方は、うちのような固い企業には合わない時があるからね。
紹介に参加したのは、10名ほど。
技術系と営業関係者でも技術に近い人が来ています。
その中でたまたま女性は私1人。
オジイ様の説明が始まりました。
うんうん。
端々に・・
「こういう作業は女性は嫌がりますからね。」
「女性はソフトについても、導入を嫌う傾向があります。」
自分の会社のソフトの使いやすさを説明する引き合いに、女性がどれだけできないか系の小話を挟んできます。
途中、唯一の女性の私に、同意を求めて来たりする。
ほほ~~~
ご自分でも気が付いていないようですが、
それは男尊女卑ってやつですよ
ナチュラルに。
ここから、私は普段は絶対にしない行動を取りました。
一緒に聞いている人達は、私がどんな技術が得意かも知っています。
今回のソフト、超得意分野。
なので、「ぽにさんが一番得意なのに、女性だからってバカにされてるやん!」と気が付いているようで、目でクスっと合図を送ってくる人もいます。
ビジネスなので、相手とケンカはしませんが、カチンとした時にする行動。
『スルー』か、『理詰めで論破』か。
性格の悪い私は、後者を取りました。
専門用語を羅列した、結構難しめな質問をしました。
論理的にかつ、ニコニコ知りたいですモードで。
オジイ、答えられない・・
「こんなに難しい質問をされるとは・・えーっとですね。」
オジイ、
女子、
なめんなよ
まぁ、女子ではなくなってしましたケド。
オジイ、それでも女性を軽視したプチ発言多し。
もうしょうがない。
このような方と真っ向勝負する自分が間違っていました。
受け流しながら、時代がかわらないかな・・と思うのです。
さて、今日も出勤。
読者の皆様もいろんな方に揉まれていると察します。
どうかどう、健康に、ゆるーくお過ごし下さい。
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