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絵本を送るよ
「もう子供も大きくなったから、要らないモノは捨ててくれたら良いし。」
数年前、読書家の友人から嬉しい連絡が。
同じ頃。
夫の親戚、これまた読書家の奥様から「よろしければ絵本を譲りますよ。」とお声かけを頂きました。
2人とも最難関資格を有する才女(文系の方)。
数々の本+膨大な活字を読んできた人が、
自分の最愛の子供に選んだ絵本が我が家に嫁入りしました。
なるほど。
ええですわ
心得がない私でもグッときております。
インテリア的にも絵本があると華やぐ。
ちょっと重ねて置いてあっても、センス良く見えるのはなぜ・・
奮発して、納得のいく絵本棚を買いましたよ。
絵本情報、独り占めではもったいないような気がする。
よろしけば、ブログで皆さまと共有したく、文章にしたためました。
これから紹介する本を読むと、頭が良くなる・・かもしれません(科学的根拠は一切ございませんヨ)。
子供だけじゃ勿体ない!?『おすすめ絵本』大人も楽しめ、インテリアとしても嬉しい10選
- かいじゅうたちのいるところ
- そらはだかんぼ
- ジャイアントジャムサンド
- たんじょうびのふしぎなてがみ
- カングルワングルのぼうし
- でんしゃでいこう
- 三びきのやぎのがらがらどん
- おばけのてんぷら
- あさえとちいさいいもうと
- ちいさなヒッポ
かいじゅうたちのいるところ
20世紀最高傑作の絵本としても名高い作品。
映画化されたらしい。
恥ずかしながら、私は大人になって初めて読みました。
取っ掛かりはふんふん。くらいですが、
ラストじーん・・ときます。
長男と私は、よくケンカをします。
その後に何となく2人で選ぶ作品。
人生のどこかで読んでいただきたい。
一番読んでもらいたい本なので、一番に紹介しました。
そらはだかんぼ
五味太郎氏の作品。
私は密かにピカソに並ぶ名画伯だと思っています。
温かい絵もさることながら、『オチ』があるこの絵本。
五味シリーズの中から1点を選ぶのは極めて難しいことですが、敢えて3歳くらいの子供が喜ぶことを想定して、こちらをチョイスしました。
ライオンって!と思います。
ジャイアントジャムサンド
これ、絵がオシャレです。
色のチョイスもセンス良し。
着ている服とか、持っているものとか、ちょっとええ感じです。
ストーリーも勢いがあってテンポ良く読めます。
ただ、自分の街に起きたら発狂します。
ええ。
確実に。
たんじょうびのふしぎなてがみ
よっ!出ました。
あの『はらぺこあおむし』の作者、世界的に有名な『エリック・カール』の作品。
『たんじょうびのふしぎなてがみ』は、幼い頃大好き絵本の一つでした。
子供にとって、ドキドキするストーリー。
何度読んでも高揚する。
外国の家という文化の違いみたいなもののせいか、少しダークな雰囲気で描かれた絵が妙に怖くも感じました。
お薦めです。
カングルワングルのぼうし
これは、単に表紙の装丁が好きなのです。
内容は、よーわかりません。
でも、繰り返される単語がちょっと『おまじない』のごとく頭に残る。
外国の独特な雰囲気が楽しいです。
しゅっぱつしんこう
日本の絵本作家では外せない人物、山本忠敬氏の作品。
『しょうぼうじどうしゃじぷた』の方が有名かもしれません。
夫が大好きな作家で、絵画展にも行ってきました。
ご本人は他界されていますが、奥様とお話することができました。
素敵なマダム。
名刺交換までさせてもらい、「今度、お家にいらして~」とまでお声かけ下さりました。
ますますファンに。
さて、肝心の『しゅっぱつしんこう』は、男の子用と思いきや、主人公は女の子でございます。
女の子にもお薦めですよ。
三びきのやぎのがらがらどん
(以下、ちょっとネタバレあり)
我が家で、何度も何度も読んでいる作品。
子供も夫も大好き。
夫は自分の幼い頃から読んでいたこともあり、当たり前に丸暗記している。
『トロル』という怖い妖精?怪物?が出てくる作品。
悪者という前提で展開しているのですが、トロル文化のない私。
えっ?
トロルの縄張りにちょっかい出すヤギ達の方が、悪質なのでは・・
としょうーもないことを思ってしまう自分がおります。
ただ、
『ちょきんぱきんすとーん
はなしはおしまい!』
と終わる所、私も好き。
おばけのてんぷら
何だかまぬけなリズムがかわいいこの作品。
作者、せなけいこ氏といえば、今のママ世代の方々もお世話になった人も多いのでは。
『ねないこだれだ』
『いやだいやだ』
は名作でございます。
「ちょっと不気味を軽快に」描く独特のセンスは抜群。
『おばけのてんぷら』は、主人公のうさこが天然で・・大人が読むのもいいかもしれません。
あさえとちいさいいもうと
女の子が欲しい私にはたまらない作品。
姉妹もいいですね。
ただ、お母さまが初っ端から突っ込みどころ満載です。
今の時代ではちょっと描かれないかな・・と一昔前の良い意味でも『ゆるい』感じが端々に。
主人公のあさえ、このお母さんと妹の間で、しっかり者として育つでしょう。
ちいさなヒッポ
見事な木版画。
ザラっとしたカバの質感を細かい不規則な木目がいい感じに表現しています。
とにかく、絵が素敵です。
ストーリーもさることながら、この作者のセンスの良さに惚れます。
今回、このブログにまとめるに際し、この作者が『マーシャブラウン』だと初めて気が付きました。
そうです。
『三びきのやぎのがらがらどん』
と同じ作者ではないですか!!
何と!
すみません。かぶりましたね。
エピローグ
10冊に絞るのはとても難しい作業でした。
では、どれが我が子のお気に入りかと申しますと・・
図書館で借りてきた『アンパンマン』の本が好きだったり、
『めばえ』ブックのような、子供の目にはきらびやかに映る『ごちゃごちゃ』が好きだったり・・
大人が良いと思う本は子供には伝わりにくい。
でも、子供の頃こそ、触れて欲しい作品がある。
ごちゃっとしたキャラ本ももちろん良い。
一方で欲を言うと興味がなかった世界ものぞいてもらいたい。
大人のエゴかもしれませんが・・
さーて。
この辺で、
ちょきんぱきんすとーん
はなしはおしまい
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