勤続10数年・・意外なことで上司にめちゃくちゃ褒められました。複雑デス。

私はいわゆる『エリート総合職女子』ではなく、たまたま採用に引っ掛り、新卒より十数年勤続している人間です。

注目されることなどまずなく、特に『これ』という代表作になる仕事も今までになく、何だかなぁ。でも、そんなもんでしょサラリーマンなんて。

とどこかで諦めています。

 

褒めれたこと?

あったけ?

ないんちゃうかな。

女子会 仕事

最近女子会を開きまして・・いや~楽しかったです。

所属している会社は、ナチュラルに男性優位。女性総合職の数も極々少なく、女性の利活用が上手!とは、言い難い。

 

管理職以上の人には、『昭和』の考えが相変わらず根強く、どこにでもあるザッツジャパニーズ企業。

でも、別にパワハラが横行している訳でもなく、嫌でたまらない環境でもない。従業員も結構ええ人が多いと思う。

どちららかと言うと健全な職場環境と言えるかも。

まぁ、そこが色々なことをうやむやにできる、悪い所かもしれませんが。

 

先日、ビックリするほど上司に褒めらたことがございます。

しかも、そんなんで褒める?という切り口でした。

 

実はですね、私が所属する部署は半年に1回、最先端の研究所と定例会議を開いています。

研究所は、博士課程修了や最高学府の方々がゴロゴロ。

私なんぞ、彼らからしたら下僕、雑兵です。

会議は、『わざわざ時間を作ってしてあげている感』が満載。双方の部署がwinwinになるべく、話し合いをしているのに、何でだろ。いつもバカにされている残念な雰囲気が漂います。

 

で、終わった後に有志で飲み会が開かれたりしていましたが、私は一度も参加できませんでした。

夏の終わりまで時短勤務だった点が大きな理由です。

まぁ、飲み会まで嫌な雰囲気を引きずりたくないというのも裏の最大理由。

 

でも、時短も溶け、そろそろ提案しなくては。

ここ2回ほど、司会進行や関係者への調整は私が請け負っております。その後、懇親会でも・・

はぁ。やるか。

 

主任や課長に相談。「分かった。出席します。」との返事を頂きました。

一緒に参加する後輩にもどうかなぁ?と。「ぽにさんが出るんだったら。」と嬉しい返事。ありがとう。本当に助かります。

 

いざ、部署のトップに打診。

懇親会、しようと思いますが・・

えらい!!!

はい?

トップ「ぽに君、えらいよ。素晴らしい。飲み会は大切だと思う。よく企画してくれた!!」

はぁ、そんなに凄いことでしょうか。

トップ「大切なことだ。研究所との関係も深まるよ。」

まぁ、そうかもしれませんが、仕事は仕事。飲み会は飲み会。彼らこそ理系脳の持ち主。誤魔化しが効かないことくらい、私は理解しているつもりです・・ということはグッと抑え、その場を後にしました。

 

うーん。それにしても。

過去最大に褒められたかも。

今回のお誘い行為、作業として主な行動は以下です。

  • メンバーに連絡
  • お店に予約
  • 当日、食べ物や飲み物の注文を取る

うん。これだけでビビるほど褒められました。

地道なデータを集め集計し、難解と思われる分子生物学的成果を出しても、「ふーん」くらいで評価はぼちぼちだったのに。

なんだろ。

この差。

でも、褒められることは、正直嬉しい。

 

ホント、馬鹿な私。

このようにして、目の前の『褒め』や『心地よさ』に気が紛れて、上記に挙げたような『女性活用』だったり、俯瞰的にみると本当に大切なことが後回しされるのかな・・

とか思ってしまいます。

 

次回は、5月。

また企画しよかな。

 

元々の能力が低く、鳴かず飛ばずのサラリーマンの私は、このような安易な点数取りに走りたくもなる。

だって褒められたいし、有難いと思われたい欲はあるもの。

 

ただ、保育園のお迎えなど、5月より繁忙期を迎える旦那に頼むことはきっとできません。

うーむ。

やっぱり、地道にいきます。

サラリーマンは、難しい稼業ですね・・

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!