育休復帰、私がいてもいなくても・・

「おっ!ぽにさんじゃない!お帰り」

8月より職場復帰した私に、社内の人達が温かい声をかけてくれました。

これが、ザッジャパンの企業の素晴らしいところ。

良い意味で、人間関係の距離も近い。

ミニトマト 

そこに息苦しさやしんどさを感じることもありましたが、

3回育休を取らせてもらった今、

助かる部分が多い。

10数年前なら1回の育休でも白い目でみられていたのに、

ここ数年の育休に対する体制?耐性?には感謝しかないです。

 

他部署も含め、一通り挨拶を済ませ、自席に座る。

この感じ・・懐かしい。

 

PCを立上げ、社内システムに入る。

メールを確認します。

 

約半年のブランク。

 

当たり前ですが、

メールが無茶苦茶きていました

 

おっおう…

一気に現実が降りかかってきます。

 

ただ、求められている気がして、正直ホッともします。

1つずつ読むと時間がかかり過ぎるため、厳選しないとなぁ。

 

そうだ。

例のプロジェクトはどうなったか?

初めてリーダーを任命された、社内の部署横断型のプロジェクト。

プロジェクトリーダーを辞めるお話

約15人で進められています。

会社にはメール以外に、ライングループみたいなシステムがあり、プロジェクト関連はそれでやり取りしています。

お目当てのグループに入り、ここ半年の動きをみます。

 

うわぉ!

驚きました

 

めっちゃ進んでる。

 

私が手を焼いていた『社内調整』や『スケジューリング』をリーダーとメンバーが手分けして進めていました。

しかも、コロナのステイホームが功を奏したようで、メンバーのWeb技術が向上しており、必要なアプリなどが思っていたよりも出来ています。

また、社内認知も高まり、予算も追加計上されていました。

メンバーの皆さん、凄い。

感動!

 

そして、

私、いなくてええやないの

いや、それよ。

ははは。

 

『組織』という層の厚さに恩恵を感じると同時に、何だかやっぱりいなくても替えがきくよね~と思ってしまいました。

でも、引き継げる状態にしていた自分をとにかく褒めよう(ぺこぱ風)。

 

リーダーという役割は担いませんが、微力ながら活動を支えようと思います。

 

さて、直近の重要任務として、先輩の引継ぎがあります。

バチン!と目の前で手を叩かれた感じ。やるしかない。

復帰の挨拶回りの際、速攻で「初日だけど打ち合わせできない?」と木下さんから打診されました。

時間を調整し、ここ半年ほどの進捗を共有。

当初は6月に戻るはずだった私ですが、自らの体調不良のため延長。

申し訳ないことをしました。

 

そんなこんなで、

引継ぎの打ち合わせ。

はいはーい。と木下さんの技術内容を聞く。

 

すっ、すごかった・・

 

いつの間にか、技術特許の申請とかもしてた。

いや、私がいた時から申請できたら・・みたいな話もして、法務部とも話を詰めていたけど、こんなにサクサク進めているなんて。

 

それだけじゃなく、技術よ。

 

向上、半端ない

木下さん、奥さんの妊娠が分かったと同時に、

タイムリミットができたためか、

仕上げにかかる圧がモーレツ。

 

チラッと、やはり男性も育休を取るべきでは・・と思ってしまいます。

転勤で、リセットされるのとはまた違い、今ある仕事を周囲と共有する良いチャンスにもなる気がします。

本人も帰ってくるので、進捗の確認や再引継ぎもすることになる。

転勤の「後は後任の貴方の好きにして・・」ではなく、また違った角度で受ける方もプレッシャーを感じる。

 

うちの夫も同僚達に引き継ぎまくったと言ってたもんな・・

 

「聞いてる?ぽにさん。」

はっ!はいはい。

ごめんなさい。違うこと考えてた。

「俺も結構頑張ったよ。正直さ、育休は取るけど、現場に3ヵ月以上いないと『いなくても良い人』になりそうで不安にもなる。」

あぁ、分かる気がする。

 

いや、タイムリーに実感中よ(滝汗)。

目の前のオバちゃんが。

 

ただ、彼ほど信用の残高が高いと、3ヵ月やちょっとでは減らないと思う。

必要な人材ですよ。やっぱり。

気にせずに育休を堪能して欲しい。

双子育児でしょ?2倍忙しいどころか、二乗して大変なんじゃないですか?

 

木下さん、

貴方の技術や進め方は素晴らしい。

ただ、一つだけ、引っかかる部分があるのよ。

 

その盲点に、今後足元すくわれる・・

ような気がする。

 

木下さんとの打ち合わせが終わるとすぐ、直属の上司とも打ち合わせ。

さきほどの内容を軽くシェアします。

ここまで技術が進んでいたことは上司も理解していなかったようで、感心しまくっていました。

 

一通り終わったところで、

私は木下さんには、ふんわりしか匂わすことができなかった、

盲点について、

上司と詰めることになるのです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!