『昭和』男性が料理を作ってみると、落とし穴がいっぱいあった件

なぜか人気シリーズになりつつある、夫の育休エッセイの続編です。

①本ブログの新たな展開

②『男が働き、女が家を守る』初登場、夫のエッセイ

③『昭和』男性の育休と楽天のポイ活と・・

 

では、始まり始まり~~~~

 

料理スキルほぼゼロな僕

ただ、結婚した時と比べて今ではこれがある。

スマホ ゲーム 大人

そうですスマホです。

(スマホを持ちニヤける僕)

 あっ、思いっきりゲームしている所じゃないの・・

10年前はガラケーだったけど、今ではこのスマホがあります。

 

しかも、あの頃より、検索した時のレシピの数は格段に多くなった・・・と思います。

 

「ありがとう、ジョブズ」

 

スマホ1台あれば、料理が作れるとそこそこ自信がありました。

 

しかし、すぐに壁にぶち当たりました。

 

 

今日は料理初心者の僕がはまった4つの落とし穴について書いていきます。

 

落とし穴① 検索すると膨大な量のレシピがヒットし、どれを作っていいかわからない

 

困りました。

料理は作れないけど、食べることは好きな僕(あっ、これ普通か)。

もちろん、それなりに好みもあります。

 

どれがいいか選べません。

 

例えば、豚の生姜焼きを作ろうと思っても、パッと見ただけでも何十個ものレシピがヒットしてきます。

 

微妙にみんな作り方や調味料の種類や分量が違います。

 

豚のロースで作るの?切り落としで作る?

 

しょっぱなの材料選びからパニックになってしまいます。

 

醤油+だし=うまい

料理は算数に近いものだと思っていましたが、レシピにより様々な解釈ができる国語のような存在でした。

 

迷っていても仕方ないので、とりあえず一番上にヒットしたものを作るようになり、おいしくなかったら、このレシピが悪いと今は開き直っています。

 

 

落とし穴② 食器の位置がわからない

 

我が家は50平米の狭小賃貸マンションに住んでいます。

おかげで断捨離も進み、大概のものの場所は把握している・・・と思っていました。

 

これが僕の慢心でした。

 

もちろん、食器や箸、コップ、鍋の位置は分かるのですが・・・

 

計量カップやキッチンペーパーなどの作る側じゃないとわからないものが結構ありました。

我が家は極狭いキッチンなので、思ったよりも工夫して収納しないと全部収まらないのか・・想像していたよりも、点在していました。

 

いざ、作り始めようとしても、バットの場所がわからない。

料理をするのに場所把握がネックになるなんて思ってもいませんでした。

 

 

落とし穴③ 食材や調味料の位置もわからない

 

そもそも冷蔵庫や冷凍庫もそこまでしっかりと見てきた生活を送っていないので、冷蔵庫や冷凍庫、保存用のストック食材置き場に何があるのかわかりませんでした。

調味料

ストック食材ボックスにツナ缶やパスタがあるにも関わらず、スーパーに行って買ってしまったり、冷蔵庫に卵があるだろうと思っていたものが、無くて再び買いに行き二度手間をしたこともありました。

 

調味料も厄介でした。

しょうゆ、味噌、砂糖、塩などのメジャーな調味料の置き場種はわかりましたが、みりん、料理酒、小麦粉、パン粉、片栗粉、コショウなどは家にあるかどうかもわかりませんでした。

 

人それぞれ置き場所にもクセがあります。

 

そんなこんなで、スマホで料理の作り方が分かっても、何を買っていいかがわからなくなります。

 

料理初心者の僕にはみりん、料理酒、片栗粉などはマイナー中のマイナーな調味料ですが、スマホで晩御飯検索してみると結構、頻繁にこれらの調味料が使われていることがわかりました。

 

「へー」単純に意外でした。

 

家の棚を探してみるとこれらの調味料は全部そろっていました。

それどころか色々さがしたら、ナツメグなんて食材もありました。

 

今更ならが、いろいろ作ってくれている彼女に感謝・・

 

まぁ、②や③は、慣れたらすぐに何とかなるのですが、厄介なのは次の④でした。

 

落とし穴④ レシピを見てもわからない

 

これはまさかでした。

スマホでレシピ検索をして、それ通りに作ったら完成・・・だと思っていました。

 

意外や意外

 

スマホのレシピ(レシピによって異なりますが)は料理初心者用ではなく、日常的に作る人向け。

 

つまり、料理初心者からしたら必要な情報が省かれている。

 

そのうちのひとつが切り方です。

 

かぼちゃの煮物を作ろうと思い、レシピを見てびっくり

「まずかぼちゃをひと口大に切ります」を書いてある。

 

僕からしたら「なんじゃこりゃ」です。

 

こっちはかぼちゃの切り方がわかりません。

とりあえず、カボチャを切ろうと包丁を入れても・・・

固くて全然切れません。

 

しかたなく、Googleで「カボチャの切り方」を検索してみると・・・

カボチャはラップに包んで電子レンジに入れて、少し柔らかくしてから切るのがいい・・・と。

 

知るか!!

 

いきなりレシピを見ても料理を作ることができないので、まずはその前に調べないといけないことが多々あります。

 

・ダイコンのいちょう切り

・ニンジンの短冊切り

 

僕の中の松田優作が出てきてお腹に手を当てて「なんじゃこりゃ」と言ってきます。

 

 

その都度、切り方を調べないと料理が作れない。

 

料理をするのが普通だと思っている方には、常識過ぎて空気のように読み過ごしている単語やニュアンスが、いちいち分からない。

 

いや、家庭科で習ったか?ん?僕の時代は男女が分かれていたような気がする(はい時代のせい、しかも曖昧)。

 

あ~、毎日料理を作ると目標設定したけど、とにかく苦戦。

苦手なことを続けることって、しんどい。

 

料理好きの人と同じ方法や説明を受けるだけでは太刀打ちできず、

それ以前の部分で嫌になってしまいそうです。

 

基礎ができてないのに応用からはじまっている感じ。

 

もっと『料理できない』を前提とした社会になって欲しい(大げさ)。

 

 

一方で育休のような『強制的休み』がないと僕はずっと料理と向き合わなかったでしょう。

 

ある意味、新しいスキルを獲得できるチャンス。

 

 会社のどんな研修を受けるより、刺激的!

 

日々、勉強と思って、今日もエルゴで三男をおんぶしつつ、料理を作ろうと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!