財布にあいた大きな穴【夫のエッセイ】

謎の人気シリーズ【夫のエッセイ】でございます。

【今までのお話】

さて、本日もお金のお話。

 

我が家が如何に、ザル家計だったかというお話

お金 イメージ

始まり始まり~~

 

働けど 働けど なおわが暮らし楽にならざり じっと手を見る

 

お金のことを考えるようになり、不必要な食費をカットするようにしました。

その効果はてき面。

着実に支出は減っています。

家計の収支を計算してみると・・・

 

意外や意外、

まだ色々使っていることが分かりました。

 

「ぽに家は共働きだから、お金の心配はなくていいね。」

とよく言われます。

確かに、片働きよりは多少の収入はあると思います(ただ、お互い安月給…)。

 

しかし、ここに落とし穴が。

 

共働きと言うこともあり、

財布の紐は片働きの家計と比べ格段に緩くなっていました

 

そのことを全く気づきませんでした。

 

他の家と比べ、我が家が特に浪費している感覚もありませんでした

 

ちなみに、僕は下戸でお酒を飲めない。

ギャンブルもタバコもやらない。

趣味は元々多いけど、子供が生まれてからは、ほとんどやらなくなった。

着ている服はユニクロ以外を探すのが難しいくらい(柳井氏に全てを任せています←あっ、ユニクロ会長ね)。
基本、自分のためのお小遣いももらっていません。

それどころか、週末は長男と次男を連れてどこか行く。

絵にかいたような低燃費な いいパパをしています(自称)。

 

それでは、何が我が家の支出に大きな影響を与えていたのでしょうか?

 

○○費と分かりやすいお金だったら、

すぐに気づいたのですが、

それはひっそりと身を潜めていました。

 

何の変哲もない土日のレジャー費です

 

平日、長男は学童、次男・三男は延長保育。

1日子供達がお家で過ごす時間は、わずかです。

 

自営業で、いつもお家に両親+祖父祖母がいた僕には想像がつかない世界。

古い考えかもしれませんが、どうしても可哀そうに感じてしまいます。

 

そんな負い目もあり、週末だけは子供たちのために・・・と思っていました。

 

僕は自分で言うのも変ですが、フットワークの軽さには自信があります。

子供をどこかに連れていくのに全くストレスがありません。

それどころか、今現在の僕の趣味と言っても過言ではありません。

 

公園に遊びに行くときも近所ではなく、

少し離れた遊具の多い公園。

とにかく、週末は出かけまくります。

動物園・水族館・博物館・公園・釣りなどなど

 

ご察し頂けたでしょうか。

これが大きな出費だったのです

 

サラッと車を使い、高速に乗る。
お昼はラーメン屋かコンビニ。

例えば、遊具の多い公園に行くのにも・・・
ガソリン代1000円
駐車場500-1000円
高速代2000円
お昼2000~3000円
その他2000円(特別な遊具にお金がかかったり、途中でジュースやお菓子を買ったり)

なんだかんだで公園に遊びに行くだけで1万近くも使っていたのです

 

「子供が恐竜博物館に行きたい」と言えば、「いいよ」と二つ返事で車を出す。

  • 福井県まで片道4時間以上をかける
  • 高速代とガソリン代で1万5000円越え
  • 昼食と入場料、ちょっとしたお土産

 

僕にとってはさらりと行く場所でも余裕で2万円以上かかっています。
フットワークの軽さが家計には完全にマイナスに働いていたようです。

 

ETCは妻のクレジットカード、

ガソリンは僕のカード。

昼食やその他の費用は家計の娯楽費から。

お金の出どころがいくつかに分かれており、巧妙に隠れていました。

 

USJや東京ディズニーランドなら初めからお金がかかるのが織り込み済みなので納得できますが・・・

公園や博物館・動物園ではお金を使っている感覚がありません。

 

しかも、生活の質が向上している感覚が全くない

 

お金を使っているのに、贅沢した気分にもなっていない。

結局、土曜で1万、日曜で1万。
合算すると毎月10万円近くのお金をレジャー費?教育費?に使っていました。

アレレレ・・
夫婦で支出に向き合い、初めてハタとなりました。
どうやら食費や分かりやすい生活用品の購入よりも、

改善しなければいけないところがあったようです。

 

それから、僕は・・

週末は長男と次男を連れて、近所の公園に行きました。

 

僕からしたらあまり遊具もない、

何度も何度も行ったことのある刺激の少ないところです。

 

子供達も当然すぐに飽きて「帰りたい」と言ってくると思っていました。

 

公園に行くと・・・

小学校や保育園の同級生が何人かいました。

お互い声をかけあい、一緒に遊んでいました。

 

あれ?

遠出したあの公園、

遊具がここよりも豪華な所に行った時より、

 

楽しそうにしてないか?

 

どこに行くかじゃないんだな。

 

誰と遊ぶかが重要なんだ

 

とはっきり認識した瞬間でした。

 

近所の公園でいいんだ。

子供のためと思っていましたが、そこまでお金をかけることもなかったのかもしれません。

 

とは言え、たまには遠くに連れて行ってあげたい。

 

差し当たり、レジャー費を60-70%削減できるようにしていきたいと思います。

① 近所の公園を多用する
② どこかに出かける時は、お昼ご飯(おにぎり)やお茶を用意する
③ 基本コンビニは利用しない

この3つを徹底していきたいです。

 

子供に対しては、財布の紐が緩みがちになりますね。

必要なものはいいけど、そこまで必要でないものはもう少し使い方を考えていくとします。

 

我が家は極端な例かもしれませんが、

生活の質を落とさないで節約に励んでいきたいです。

 

働けど 働けど

とならぬよう・・

 

そうそう、天才詩人で有名な石川啄木ですが、

遊郭通いが甚だしく、一説によるとその金遣いの荒さで借金まみれ。

じっと手を見ていたと。

その上、自分の浮気日記(13-4人いるらしい)をローマ字で書くクズっぷり。

死後、奥様に明かされました。

 

しかし、文章に関しては天才。

その日記は文学として高い評価をされており、岩波文庫から単行本になっています。

 

あれ?

何の話だったっけ?

あっ、気が付かないうちに出費していたお話でした。

ではまた、機会があれば~

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!