理系職種って、親や大人ウケが良い
以下の職種を聞いて、ほほ~と思う人は多いでしょう。
- 薬剤師
- 医師
- 看護師
- 栄養士
- 研究者
- 機械設計者
- 工学設計者
- 建築家
- 電気回路設計者
- データサイエンティスト
- プログラマー
ふむふむ。
子どもが将来この職種に就きたい!
と言ったら、全力で止める親はあまりいない気がします。
理系職種はお堅い場合が多いです。
さて、私は企業の技術・研究員を15年以上しており、理系の隅のすみっこの人間です。
時よりママ友に、
「企業の研究員とかになるのはどうしたらいいの?子供のためにも教えて欲しい。」
なんて言われます。
すまない。
分からない
が正直なところ。
企業の求めるもしくは、欠員が出たタイミングにたまたま就活していて、エントリーシートや面接にもたまたま引っ掛かって、何となく就いた。
それしかない。
コツやこれをしておけば!というノウハウもよく分かりません。
うん。
確かに、理系職種は悪くはないです。
自分の好きなというか、学生時代習ったことがそのまま職業に活かせる場合が多い。
企業側も理系の職種は、資格が必要だったり、それ相応の知識を持った・バックグラウンドがある人を雇いたい。
『手に職』というのでしょうか?
しかーし。
時代は変わりました。
コロナウイルスによって
何が言いたいのかと言うと、
理系、いや私が所属している研究に関して言えば、
何があっても来ないといけない日がある。
(ガチのデータサイエンティストやプログラマーだと在宅でいけるが)
生きているサンプルが消滅してしまったり、
その日のその瞬間しかデータが取れなかったり、
究極のところ、どうしてもと言うのなら、
自分でなくても良いけれども、
研究室の誰かがやらなくてはいけない時がある。
でよ。
今、大寒波が来てるじゃないですか
保育園や小学校も行けるか微妙だし、在宅で・・
って切り替えたくても、
ちょうどサンプルが待っている日。
実験しないといけないタイミング。
数十万円の実験予算と年末からの準備がパァになる。
ということで、
何があっても出社。
同じ職種の方々は、ホテルに泊まっている人もいました。
私もママ業がなければ泊まって出張のように実験していたと思います。
でも、無理。
で、何が言いたいかと言うと、
必ず来ないといけない日があるのはツライ
医療関係者はほとんどの方が出勤マストですし(心から敬意)、
研究も分野によりますがデータメインの人以外、
フラスコふりふり的な実験は、
家では無理じゃ。
じゃあ、自分が学生に戻ったとして、コロナがあった今の時代、理系職種に就くか?
うーん。
どうだろ。
一応、企業説明会で、
『御社の研究職の在宅率は?』
って聞いてから考えるかな。
世の中は『リケジョ』が増えて欲しい~!
みたいな流れになっていますが『リケジョ』になると分野によりますが【来ないといけない日】があり、在宅ワークも積極的にできる訳ではなく結構厳しい。
子育てや多様な働き方に向いている職種とは、言えないかもしれません。
以上が、両手を上げておススメできない理由でした。
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