目の前の社内調整に右往左往している場合ではないと、外に出ると認識するのです。

現在、社内プロジェクトのリーダーになり(はからずも)、方向性を決める時には関係者に根回しを・・

そうは言ったものの、皆に言いたいこと言われ、本筋とは違うことでモヤモヤしておりました。

 

幸い、仕事はプロジェクトだけではないので、「まぁしょうがないか。」くらいに思っていました。

ですが、やっぱり疲弊します。

リーダーと言われても、名ばかりで、本当に雑用、調整、機嫌取りばっかりだよ~と考えていた昨今。

3日間出張に行ってきました。

東京タワー
ずっと向こうに東京タワーが。スカイツリーも良いけど、東京タワーも好き

各種講演会や学術総会に参加。

 

私は技術系ですが、最新の情報・少し分野が異なることは正直ついていけません。

頭をフル回転させながら、必死にメモをとる。

最初の2日間はアカデミックな感じの会に出席し、頭がパンクしそうでした。

 

3日目の昨日は毛色を変え、展示会とある講演会に参加しました。

○○省と言われる霞が関の方の演説。今後の経済がどのように変わり、日本がどんな策で進めていくか。

また米国や中国、世界はどんな動きをするか。

詳しく説明されていました。

演者は、女性で私よりも何歳か上の方

 

いやはや。

驚きました。

この方、話が上手!!

淡々と、情報量もリッチに、それでいて観客を飽きさせることもなく、お話されていました。

私は、経済にはトンと無頓着で・・でも、分かりやすい説明は、「なるほど!」と膝を打つことばかり。

経済がどのように変わっても、結局『現場』が大切であったり、『異端児』の人材を育成することが新しい時代を切り開くなど、グッとくるワードが沢山。

講演後は質問したいな・・と思っていました。

 

で、講演後の質問コーナー。

300人くらいいる前で、まずは結構年配のオジサマが質問。

司会者より所属を述べるように言われており、確か元大学教授とかそんなのだったと思います。

オジサン、質問長い。

それにも適確に答える演者。

凄いです。

 

1つ目の質疑応答が終了。

他にないですか?と聞いた際に、ドギマギしていた私。

手を挙げようとした瞬間、

前の方に座っていたオジサンがスッと手を挙げる。

で、そのオジサンの質問、めっさ長い!!

5つもありました。

しかも所属は『リタイアした者だけど・・』という前置きで。

オジサン、熱っぽく語り、「今の人達は、異端児がいない。そんな人を日本社会でどのように教育段階から育てられるのか。その辺も考えなくては。」と最もなことを仰っていましたが・・

いやいや。

他の人、若い人に質問コーナーの時間、譲ってよ~~5つもあったら時間押すよ〜

あなた、異端児というよりもイタイ爺よ。

 

イタイ爺の質問にも演者は5つとも端的に真摯に回答され、講演会は終了。

 

あかん!このまま質問せずに返ったら、後悔する。

勇気を振り絞り、名刺を持って演者の座る所に行き、質問。

「すみません。恥ずかしくて、手を挙げられなかったのですが・・」

と前置きを置きながらなるべく完結に質問してみました。

 

うんうん。

と母親のような柔らかい表情で私の質問に答えて下さいました。

しかも、分かりやすい!!

 

惚れてまうやろ~~

 

前回の記事に引き続き、東京は惚れてしまう女性が多すぎて困ります。

 

そして、思いました。

私、社内調整に疲弊し、あの人にも嫌われないよう、この人にも好かれるよう、何だか自分のためにやっていたような気がします。

本質云々よりも、自分が傷つくことを恐れていた。

 

いや、あかーん!!

世界と戦う技術を養うんだ。

そして、進むんだ。

と強く認識しました。

 

今日から関西に帰り、通常の日々に戻ります。

でも、それまでの私とはちょっと違うぞ。

短期的なものかもしれませんが。。

さぁ、残りの今週、まずはそこから頑張ります。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!