勤続20年近くになり、やっとサラリーマンという仕組みに慣れてきた。遅っ!

1か月前まで、本当にほんとーーに忙しかった私。

 

海外出張もさることながら、辞めてしまった研究チームの主メンバーの業務も一手に引き受けていました。

嘘みたいに忙しい

 

どうしても忙しいと、やっつけ仕事みたいになってしまい、一つ一つの精度も上がらない。

自己満足度も低く、嫌で嫌で仕方がありませんでした。

辞めたいな~と思っても、引き継にしてもここまで終わらせないと!という部分があって、オイソレと転職活動できない。

いや、出来るんだけど、転職活動は転職活動で履歴書を仕込んだり職務経歴書を書いたりしないといけない。

余裕のない私は、自分の首を絞めることになる。

かーなーり追い詰められた期間だったのです。

 

んで。

ちょっとだけ落ち着いた今、

はて?

って気がついた。

全然やっていない人もおるやないか

 

今更なんですが。

 

ビックリするくらい、ご自分の課題が進んでおられない人がそこそこいる。

昭和な日本企業の研究職だと『ノルマ』みたいなものもあるけれど、ゆるめ。

今期が終わった時に「あの課題は出来ませんでした。○○という理由で・・」と話し始める人もいます。

 

もちろん、汗水たらした側はオイオイと思って聞いてはいる。

ちゃんとやれや。いつもやん!あんた。

とも内心モヤモヤするが、出来ない人に人は畳みかけない。

 

そしてその人達を評価する人も、当事者じゃないので、どの技術がどれくらいの難易度か分かっていない。

結局、ふーーん。で終了。

 

とはいえ、

課題ができなかった人の評価は悪くなってるんだろうな・・

と思っていましたが、

 

どうやら、

フツー評価ですって

 

嘘だろ。

 

特許も申請して、あちこち出張も言って、報告書山ほど出してもフツーの研究員もいる。

それなのに、なーーんにもしていない人も同じだって。

 

ホラー通り越して、

メルヘンだわ。

 

羨ましい。

 

うん。

今までは、やってられるかーー!!

と怒り狂っていた私だけど、

 

なんかな~

それもサラリーマンの戦略の一つかな~

なーーんて思い始めています。

 

何も出来ていない人は、出来てない人なりのドラマがあるかもしれません。

いや、仕事は仕事やーー!

ふざけるな。

と言いたいところですが、もう心をいろいろ持っていかれたくないです。

 

ということで、

今の昭和的日本企業に残るのであれば、

やらないあの人とも、その方に正当な評価をしない上席たちとも、

上手くやらねばなりません。

 

ようやく、ようやく気がついた最近。

うん。

 

おっそ!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!