続きものの最終回
- ①「会社、辞めます」と言った時の裏側。昭和な対応が待っていました。
- ②「会社辞めます」の裏側。飲み会の誘い。仲が悪い上層部のダシにされたか?
- ③「会社辞めます」の裏側。思い込みは危険!人間関係は当事者にしか分からない
4人での宴会もイイ感じに酔っ払っている雰囲気。
とはいえ、私は一切酔っていません。
お酒は飲んでいますが、頭はシャキン(のつもり)。
無礼講といえども、無礼講ではないのが社会人の怖いところ。
年に1回、お話できるか出来ないかの役員との飲みの席。
毎日会っている身近な同僚達とは異なり、『こんなことを言われた』、『極端なことを言う思考の持ち主だ』という印象を持たれると、リカバーする機会がありません。
しかも、自分の評価や給与を直に決める方々。
住居を伴う転勤も彼らが決める。
正直、
私だけでなく家族の人生も左右されます
無礼講と言われても、
失礼なことは言ってはいけない。
粗相は禁物です。
シャキッとしよ!
さて。
今回の飲み会で私は、
『あっ、仕事続けよう・・』
と思いました。
強い決意まではいきません。
『ゆるく』そう思いました。
その理由を今からお伝えします。
仕事を続ける理由、1つ目。
単純に、まだやるべきことがあると気が付いたから
今、社内講師をしているプログラミングのプロジェクトがあるんです。
隔週で開かれていて、社内の希望者に教えています。
ちょっと前にも本ブログでご紹介した件です。
仕事で「イラっ」としたけど、それが原動力になり前へ進めるお話 – ともばたけ
んで、ここでも、教えているメンバーに対し、
「そんな学歴のメンバー(高卒を中心)に教えて、何か意味あるの?」
と言われてしまいました。
いや~~皆さんが採用して下さった方々が優秀で、教えがいもあり、アイデアも豊富で・・と社内オジサマ4原則、
- 有難いとあがめること
- 褒めを織り交ぜること
- 謙遜すること
- 前向っぽいこと言うこと
をサラッと使いました。
が、やっぱり、
何かバカにされてる?
自分の生徒たちを馬鹿にされて、面白くなる講師がいるでしょうか。
ミテロヨ~~
と思います。
そして、よく考えると私は人材育成は、
ちょいちょいやっていますが、
まだまだ『自分育成』に重きを置いています。
もちろん、後輩に譲る所は譲っているつもりですが、
どちらかと言うと最前線側に立っているかもしれません。
そろそろ、教える側・支える側にも重きを置かないとな・・
とも思いました。
一方で、これは、技術系としては怖い判断です。
技術が求められている立場なのに、それを分配する。
自分のレア度が低くなります。
しかし、今までの技術系の人って(会社にしがみついている年配の人は特に)、定年までずーっと『自分しかできない』と言い続け、後輩や部下に教えずに雇用の延命をしてきました。
それは自分を守るのに正しいやり方かもしれませんが、
うーん。ちょっと違うのでは?
組織としては強くならないのでは?
とも思っていたのです。
で、実験ですが、
自分の強みを後輩たちに教えた時に、
存在価値ってどうなるか?
を見てみたいな~とも思ったのです。
タブーの行為の末路をみてみたい。
窓際族になるのか?
神のように崇められるのか?
精神的に追い詰められ、病むのか?
出世が待っているのか?
うん。
これが1つ目の仕事を続ける理由。
2つ目も紹介します。
最上層部になっても悩みは尽きないし、文句も尽きない
と気が付いたから。
今回、オジサマ達は結構酔っぱらっていて、
週明けにお礼の挨拶に1人ずつお話した際に、
全員から、
「ぽにさん、話した内容は黙っていて」
と言われました。
まぁ、それくらい、楽しかったんですよ。きっと。
たーくさん、
デトックスされたんですよ。
私は、愚痴を聞いても、
自分の粗相やオイタをしないかに神経を尖らせ内容は流しに流していたので、
もう細かい内容も忘れてしまったのですが、
何て言うのだろ。
ヒラであれ、中間層であれ、
何でも言うことを聞いてくれる部下がたーくさんいる人でも、
悩みって、尽きないのね・・
とは思いました。
だから、どんな場所に行っても、
どんな所で働いていても、
自分の機嫌は自分で取る練習をしないとな~
って再認識。
その練習を転職した新天地でするのもアリかもしれませんが、
慣れた今の所で出来るようになると、
無敵じゃない?とも感じました。
うん。
以上がゆる~く仕事続けようと思う理由2つ。
あとね、時間を作ってくれたオジサマ達には感謝しているのですが、
サラリーマンの退職を引き留めるには、
飲みに誘うのが有効な時もあるかもしれませんが、
やっぱり意味ない気がします。
結果を残した時に評価や給与を渡さずに飲み会に誘い、なーなーで済ます。
長い目で見て、数年後に悪いようにはしないから・・
今は我慢だよ~
なぁんて諭されたとしても、
年功序列が崩壊しつつある今、時代錯誤。
『会社の寿命』もどうなるかなんて分からない。悪いようには・・と言われても「ごめん!会社が悪いようになってしまい倒産です」ってなるかもしれません。
今回の飲み会で、昔ながらの飲み会をすれば、退職したい人を引き留められた~
と小さな成功体験として認識されたかもしれませんが、
いやいや違いますよ。
たまたま、オバちゃんは退職のタイミングが合わなかっただけですよ。
そして勝手に『きづき』もあったので、
計らずも、会社に残りそうですが。
ええ。
退職しようとしている人が、何を求めていて、ザッジャパンの企業はどこを改善すべきか・・
それは退職しようとしたオバちゃんが1番知っており、
何度も反芻したので、まとまっている意見があります。
上席に進言する?
まさか!
敵も増やしそうですし、嫌な顔もされ、疎まれるのも分かっているので、
心の隅に置いておきます。
でもね。
今回、いろんな意味でチャンスを逃したのは、
昇進も給与アップも逃したオバちゃんではなく、
『退職したいと思った人のホンネを聞かなかった』
オジサマ達かもしれません。しらんけど。
じゃあまたです!
そだね~!のポチに涙します。