の続きです。
(読まれていない方はよろしければこちらへ→前の記事)
***************
その日、ポストを覗いた私は、ちょっとかさばる封筒を手にしました。
誰だろ?
宛名を見ると・・
大好きな後輩でした。
えっ?返事くれたんだ!
嬉しい気持ちと早く開けたい気持ちを押さえられず、
エレベーターの中で開封しました。
お手紙と、
美しい小物が入っていました
嬉しい・・
なにこれ?買ったの?
センスいいなぁ~
前略
ぽにさん元気にしていますか?
ご家族の皆さんも変わりはないですか?
私は会社を退職してから、いろいろありまして・・
今は毎日お家の片隅で小物を作っています。
とあるSNSやネットで販売もしています。
ビックリすると思いますが、そんな未来が待っていました・・
えっ?えっ?
どういうこと?
私は、風の噂で彼女はその頭脳明晰な所を活かし、
進研ゼミなどの採点アルバイトをしていると聞いたことがありました。
しかし、今は、
小物を作っていると!
なんと!
彼女は運動も超得意で、大学時代は体育会出身。
実験の手先は器用でしたが、文化系のイメージは全然ありませんでした。
どゆーこと!
パニックになる私。
彼女は私にメールやLINEをしてくれたようでしたが、届かないと手紙に書いてありました。
あれ?私どっかで変えたんだっけ・・そうだ。格安スマホにしてから、ずっと使っていたキャリアのメールは使えなくなったんだった。
連絡しておけよ!
アホな先輩です。
すぐさま、手紙に書いてあるLINEのIDに連絡しました。
ぽにです!
感動しました。もう、さすがとしか言いようがない!
凄いやん!どういうこと!かっこよすぎるんやけどーー
よかったら、SNSのアカウントを教えてくれない?
で、ポチポチ彼女のアカウントをみると・・
超人気インフルエンサー
でした。
マージーーカー!!!
フォロワーの数はレベチ。
既に書籍も出版していて、作品は依頼しても数か月後の納品。
凄い。さすがや。
この業界で、大人気の人。
私は自分のTwitterやこちらのブログで細々とでも宣伝のお手伝いができたら・・
と思っていましたが、
そんなんいらん。
屁の突っ張りにもならんぜよ。
むしろあんたが宣伝してもらいなさいよ。って感じ。
彼女は立派に小物作家さんとして活動していました
沢山のファンに応援され、センスの良い作品がSNSに並んでいました。
ここまで展開するまで大変なことも数多くあったでしょう。
よくやったよ。拍手だよ!
職場では、黙々と技術系の作業をしていた後輩。
今ではその器用な手先を活かして作家。
人生はつながっているんだな・・
今回の手紙に教えてもらいました。
往復4時間かかっていた勤務時間は、
今では、
秒で着くお家の中。
やったね!!
頑張った。ほんと、よくやった!
なんかね~泣けました。
私の想像以上に、頑張ったんだろうな~~って。
努力家だから、1つ1つのモノもしっかり作り、
信用を積み重ね、受注を繰り返して・・
気が付けば、
人気小物作家さんになった
文章で書くと簡単ですが、
フォロワーや信用を増やすって並大抵なことではない。
ほんと、本物だわ。
でね、私って何やってんだろ・・
とも思ってしまいました。
上席の顔色を窺って、うだつの上がらないサラリーマンでいいのかな?
腕一本で勝負している後輩が眩しくて仕方がありません。
その後、何回かLINEを繰り返しました。
褒め続ける私に、
でもね、
ぽにさん、
やっと、あの時辞めても良かったんだ。
と最近思えるようになってきたんです。
と返事をくれました。
うん。
そっかそっか。小1の壁を越えずに進んでも、当たり前に葛藤はあるよね。
私は今の所、小1の壁を超えた側にいるけど、
やっぱり日々葛藤だらけだよ。
そして、こうも思いました。
自分のやりたい事、
もしも60歳くらいになって、
「40代の時に戻れるなら、何する?」
って言われたら、今の道を選ぶのだろうか?
どうしたい?
私。
彼女とのやりとりで、もう一度見つめ直すべきだと気が付きました。
今が1番若い自分の人生。
やっぱりやりたいこと、
やります。
いつもクリックありがとうございます。更新の励みになっています。
【小1過去記事】
- 小1の壁を越える最強グッズ
- 子供の勉強スペース と 小1の壁
- 忽然と消えた小1女子
- 小1の壁を越えるために徹底模索。学区どうする?引っ越す?残り1年を切った今、動き出します。
- 小1の恋愛事情?!リア充次男のドキドキバレンタイン!
【しがないワーママ記事】