昇進試験に落ち、管理職になれなかった話の続き。
この連載、エネルギー使うので早く終わりたいのに、ズルズル・・
しばしのお付き合いを。
*今までの簡単なおさらい*
外部の試験結果も良好、課題や技術も申し分なしとのことだったのに・・管理職にできないですと。
部長は、私への負のイメージもあるよう。こりゃ、あかんわ。
「転職します」と宣言すると、取締役より、「辞めないで」とのこと。
一方、研究者の端くれとして、昨年度結果も出ており、今年もまぁ結果が出る予想。
オイシイ所に自分がいると冷静に思うのです・・
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2週間ほど続く社内インターン研修。
作業は全然慣れないです。
いかに自分がポンコツかが分かりますし、器用な人間ではないことがまざまざと分かります。
でも、非常に新鮮で、1日がアッという間に過ぎます。
頭の筋肉っていうのでしょうか?いつも行っているプログラム設計や実験とは違い、とにかく検品作業をひたすら行う。
こういうのも悪くないな~
と思ったりするのです・・
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ところ変わって会議室。
ヤメナイデ。
と言われても、何も変わるはずがない。
それが、取締役が言おうが、誰が言おうが。
でも、御年70越えの間の取り方や威圧というか、ここで言っておかないと、この従業員は辞める。
という勘はさすがかもしれません。
流れる沈黙。
その後に部長が言った言葉も衝撃でした。
「ぽにさん、昇進しても始めは給与はほとんど変わらないんだよ。そんなに影響はないと思うけどど。」
いや、
そっくりそのまま返すわ!
私を上げても上げなくても、
企業全体の利益や影響は0.01%にも満たないでしょう。
それならば、部下に気持ちよく働かせた方が良いのではないでしょうか。
理由も意味不明。
で、このまま会議を終わらせても、私自身の是正点が分からないので、今一度聞きます。
「では、私は何を直したら良いのでしょうか?」
部長はいいます。
「管理職としての自覚が足りない」
いや、まだ管理職じゃないし。
ダイジョブ?
で、一応、自分の階級に求められている適正ややるべきことは何なのかも聞いてみました。
「技術は申し分ない。管理職としての自覚。」
うん。
話にならん。
待てよ。
部長、取締役に『ホントのトコロ』を聞かれてくないのでは。
おそらく、私の何か挙動が気に入らなかったんだろうけど、
それを言うと自分の品格や上席としての寛容さを疑われるのでは・・?
コンコン。
タイミングよく、会議室のドアがノックされ、
「部長、お電話です」
とのこと。
「ちょっと失礼」と言って部長は出ていきました。
で、取締役と2人。
何話せばええねん?
続きます。
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