社長賞受賞のお話のつづき。
【今までのおはなし】
【いままでのあらすじ】
所属企業の社内報、社長賞の受賞者に私の名前が載っていました。
その特集をそっとカバンにしまいながら、
今までの【しんどかった経緯】を回想してみます。
社内横断型プロジェクトのリーダーになり、無我夢中で働き、
一定の結果がでて、
社長賞ものじゃない?なーんて周囲に言われ、
自分でも『今がサラリーマンの絶頂期』と自覚。
そんな中、三男を妊娠。
リーダーを引き継いでもらった2年後、
新しいリーダーのみが社長賞を受賞。
おやおや。と思うと同時になかったことにされた私の働きに、はぁ~とも思います。
ただ、この賞が欲しいあまりに、出産するか揺らいだのも事実。
いやいや、
バカじゃないの!
その時の私。
今や三男がいない人生なんて考えられない。
そして、入社以来、20年近く目指していた【社長賞】という山に登りきった感じもある。
あれだけ頑張っても、賞状と賞金で終了。
うーむ。
費用対効果が低い・・
バカバカしくも感じ、カバンから社内報を出し、ゴミ箱に捨てようとした時、後輩が叫ぶのです。
「社長賞の記事に、ぽにさんと、僕の名前が載ってます!」←今ここ
社長賞の記事に、名前が載っていると?
この後輩、本当に賢くて、なんで私の直の後輩として研究しているのかも謎。
『イカ京』とか言われる『いかにも京大生』みたいな雰囲気でもなく(『イカ京』の人、ごめん)、
ガリ勉でもなく、
フツーのイケメン。
性格もフツーに良い。
さらに超絶高学歴で、卒業後は海外のトップ校への留学(国からの援助あり)が決まっていたのに、それを蹴って今の企業に就職しました(これ、最近教えてくれた)。
昔から『ともばたけ』フリークの方々はご存じだと思いますが、
そう、あの学部卒ね。
「ぽにさん、名前が載ってること知ってました?」
しっ、
知るかぃ!!
顔を見合わせ、
ただただビックリする我ら。
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突然ですが、
時を戻そう(ペコパ参上)。
社内報をもらったのは2022年9月。
そこから、2か月前にグイーンと戻ります。
2022年7月。
私はいつものごとく、課題に追われていました。
2021年の評価が5月に確定し、
結果を出したのに、
- 平凡な評価
- 管理職試験に落ちたことを告げられる
マジか・・
の連続。
精神的に辛かった。
転職活動もしようと、職務履歴書を友人に見てもらったり、
エージェントに見繕ってもらったり、
本当に今の企業から逃げ出そうと思っていました。
でも、夫が4月より新しく就職した企業が意外とハードで、
土日も仕事が多く、
帰ってくるのも遅い。
ワンオペが加速度をつけ、三男のイヤイヤ期の絶頂を迎えていました。
土日も子供達を1人でみないといけない。
しんど・・
シンプルにそう思っていました。
転職って考えていたけど、
今、自分の環境を変えると、潰れるかも・・
正直、今の職場は慣れているため、少しペースをダウンしても、
注ぐパワーを70%にしても、業務が滞るわけではない。
15年以上働いているベテランとしての信頼もある。
技術や進むべき道ももう昨年度いろいろ固めた。後は進めるだけ。何も考えなくてもよい。
しかし、転職すると一から人間関係も信頼も全て構築せねばならない。
例え業務の難易度が今よりも低くなっても、新しい所に行くとそれなりに気も使う。ストレスもかかる。
うん。
転職は、自分自身が健康で元気がある時ないと、ちょっと厳しい。
今はその時期ではない。
現職にステイするか
と腹が決まったある日、
部署長に呼ばれるのです。
例の優秀な後輩と一緒に。
「来週の役員会で君たち、プレゼンしてくれない?」
えっ、
なんで?
続きます。
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