「40代なので良いお年だと思います。」
うん。
だよね。
私もそう思う。
人気シリーズ続き。
【サラリーマンの現実シリーズ】
濁されたりするよりも、
ハッキリ言ってもらえた方が良い。
うん。
薄々気が付いていたよ。
ワイは、オバちゃんや!
なんや、文句あるか!
今はホワイトな体制を好む会社が多いので、
年齢について言及されることってない。
下手するとハラスメントの対象になるかもしれないですし。
で、年もふまえ、面談が進みます。
私のやってきたこと、直近5年くらいを軽く説明して欲しいと言われました。
こんな解析をして、
社内の比較的大きなプロジェクトのリーダーを何件かしたことがあり、
昨年からはとある分野の研究もして、
データでも、まぁまぁのトレンドの一歩先、
いや半歩先くらいをしていた自負があって・・
黙って聞いていたエージェントの方が言いました。
「ご年収は?」
えーっと、ごにょごにょです。
「えっ?
かなり安いですね」
いやん!
それほどでも!!←何の謙遜?
あら?そうなんですか?
問いただす私。
「はい。データ関連の企業は、トレンドで成長産業です。ぽにさんがされている業務だと、年間〇○○○万円は固いです。」
えっ・・
そーなの?
ほんなら紹介して!
早く!早く!
「ただ、お年が若干気になります。
プログラマーは若い人が多いですが、その辺りにはご興味はあります?」
いや、ガチのプログラマーは遠慮します。
他社との共同研究でも分かっています。
スゲーヤツらがおるんですわ。
ゴリゴリのプログラム大好きオタク達が。
オリンピック選手と素人が勝負するくらい、歴然な差があるんです。
そんな所に飛び込むつもりはさらさらない。
どちらかと言うと、そういう人達をまとめ、
クライアントとつなぎ、
コンサルのようなことにも興味があります。
「そうですね。40代となると、ポストも欲しいでしょうし。」
分かってくれてますやん。
それな
ポストは欲しい。
出来れば欲しい。
赤いヤツが欲しい・・それは郵便の方な。
で、今のポストも聞かれ、ヒラと答えました。
「えっ、これだけやっていて、ヒラですか?」
はい、そうですよ。
「何でですか?」
何ででしょうね。
私が聞きたいよ。会社に1回電話してみて。
「それは酷い。一度、外を見ても良いかもしれません。」
だよね~
続いて、以下のことも話しました。
- できれば在宅を織り交ぜられる職場が良い
- 残業が多発している所は避けたい
- 外資系にも興味があるが、まずは日系で
「分かりました。
さっそくですが、
○○会社と××データを受けてみません?」
おう、そこは・・
めっ、めっちゃ大手やないか
データや分析で有名。
大丈夫?
私、行ける気がしないんだけど。
2つとも若い人が多いイメージがあるし。
「相性や企業が欲しいタイミングがあるので、何とも言えません。受かっても自分から嫌だと言えば良いのです。」
そうなの?
「技術的には、申し分はないと思います。」
そうか。
それは、嬉しいけど・・
「では、具体的に進めたいので、この企業に合った職務履歴書を書いて下さい。テンプレートや例文はこちらからお送りします。」
ほいなほいな。
お家に帰り、
もう一度、職務履歴書を書いてみる。
うん。
もしもこれらの会社に受かったら・・
かなり嬉しい。
ドキドキ、ワクワクもする
同僚にはどんな人がいるんだろ。
クライアントはどんな感じ?
まだ受かってもいないのに、受ける準備だけで十分に妄想するオバちゃん。
この先に大きな落とし穴があることもしらず、
気持ちだけはちゃっかり浮かれるのです。
続きます。
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