ガッカリした人事査定について【初めて上司に物言いをしました】

会社では、動いたもん負け

どこかで聞いたことがあります。

通常業務にプラスアルファして動いたとしても、それは評価されず、『動かなければ良かった』となる人が多いと。

特に、ザッジャパンな会社にその傾向がみられ、アレレが生じると・・

花 飾る

最近コメント欄の返事が鬼遅くてスミマセン。必ず返事をしますので、待っててください。

 

「では、ぽにさんの2018年度の人事考課はこんな感じで良いかな。」

応接室。

目の前に部署長が座っています。

隣にはいつもの課長。

なぜか、部署で私だけ呼び出されました。

 

4月より部署長が変わり、ここ数年お世話になった目の前の元上司とは久々にお話します。

忙しいのに、こんなヒラ社員と面談して下さり、本当にありがとうございます。

 

私は、入社時に最先端の研究所に配属、5年後に転勤。

今の部署にも誇りを持って働いていますが、技術職といえども『地味な部門』という部分はございます。

でも、ここ数年、この部署から全社的に仕掛けることも多くなりました。

Cランクサラリーマンの逆襲、それを支えた上司の名言集

歯を食いしばり、スペックの低さをチーム力で補ってきたつもりです。

 

昨年度、私は勤続14年の中で最も結果を出し、苦しい思いもしました

それは、本ブログでもちょくちょくお伝えしていました。

驚愕の大抜擢。私、大丈夫か?いや、無理ちゃうか。

プロジェクトリーダーを断った話と、シンデレラのお話と

初めての社内リーダー、大抜擢だったのに、失敗したかも・・

 

その他も、ご興味のある方は、アーカイブの【仕事】をご覧ください。

 

それにしても、何で私、上司たちに呼ばれているんだろ。

しかも応接室。

 

上司から渡された人事査定はどうだったか?

今年度はそこそこの結果を出した。

社内プロジェクトのリーダーも努め、それ以外の技術にもいろいろ貢献した。

入社してから最も分かりやすい結果を出した。

スケベ心が私のなかで渦巻く。

 

いざ。

えっ・・

びっくりするくらい平凡そのものだった

5段階評価の3。

オール3。

うちの会社の評価項目は5つありますが、全てオール3。

何なら、去年よりも悪い。

 

・・そうかぁ。

 

上司「実は、取締役も心配されていた。

君はオーバーワーク過ぎるのではないかと。

プロジェクト、よく頑張っている。

うちの会社にこの技術や風土を根付かせてくれたのは、君だ。

でも負担がかかり過ぎてるよね。」

 

ザッジャパンな会社は、1つ注意しなくてはいけない点がございます。

人事査定は茶番である

だから、どれだけ自分でアピールしたとしても、煙たがられるだけ

俺のマネージメントにたてつくの?と。

心象は悪く取られがち。

だから、はい。と言って受け取らないと・・

でも、ダメでした。私は口を開いていました。

 

私「あの、1つ聞いてよいですか。」

上司「何だい?」

私「私はどこを改善したら良かったのでしょうか。どうすれば、1つでも4がついたのでしょうか。」

上司「君はこれ以上業務をすると、身体を壊すかもしれないというところまでやってくれた。よくやった。本当にありがとう。」

 

そして、上司はたとえ話をしました。

営業にも『やりやすい営業』と『やりにくい営業』があると。

メーカーだと前者は、自分の会社の商品のシェアが高いお店。後者はシェアがほとんどなく、むしろアンチなお店。

営業マンは、積極的に行くべきは後者なのに、どうしても前者に行きがちだと。

 

しかし、君は後者に足しげく通い、販路を開いてきた。

歯を食いしばり、プロジェクトのリーダーとしてもメンバーを引っ張ってくれた。

これは、凄いことだ・・

取締役会でも褒められていた。

ふんふん。。

でも、

 

人事査定には反映できない

 

なんやそれ。

 

ここにちゃぶ台がなくてよかった。

昭和のコントのごとく、ひっくり返すところだった。

そして、部署長は、「しいて言うと」、と前置きをされ、

「君は、中堅の総合職社員だよ。自分のオーバーワークくらい、断らないといけない。その辺りは、自分の責任だ。」

はい?

私、何度もプロジェクトリーダー下りたいって言いましたよ

あなたに。そして、他の方々にも。

これは、隣にいた課長もピクっとして、反論してくれた。

ぽにさんは、SOSを出して、現場にも管理者にも調整をお願いしていましたよと。

 

でも「頼むよ~悪いようにはしない」と言いながら、無視したのは誰ですか。その記事

 

私は、バカバカしくなって、

「プロジェクトリーダー、下りてもいいですか?通常業務に併用して行っても、何も評価されず、ツライことばかりが待っているなら、やらない方がいいです。」

 

そこまで言うと、部署長は焦って、

今回の査定はイマイチかもしれないけど、君の頑張りや能力は上層部も見ている。

大きく俯瞰的に受け取って欲しい。

 

知るか

昭和の説得が通用するか。

もうすぐ令和やで。

と脳内でギャーギャー楯突きましたが、もちろん言いませんでした。

 

何だかんだで説得され、プロジェクトリーダーも続投となり、私はモヤモヤMAXで面談が終了しました。

 

やったもん負け。

頑張った人負け。

良く分かりました。

 

「君は評価されたいから取り組んでいたのか。」

とも言われました。

そうは思っていなかったつもりですが、いざ、こんな評価だったら、そうかもしれません。

何より、やらなきゃ良かったと心底思います。

 

私が、管理職だったり、会社の上層部にいくぜ!という人間なら、これを飲めるかもしれません。

でも、私はいち平社員であり、来年度小1の壁を越えられず、辞めるかもしない人間です

 

長い目で見たら・・とか、来年の評価はよいかも・・とか、

ちょっとないです。

子供のことだけじゃなく、

部署長、この4月から変わりました。

さっきまで話していた部署長は、違う部門に異動されました。

 

すなわち、リセットです。

部署のトップが変わるたびに、評価基準が是正されます。

今回評価されないと、次回にちょっと上乗せしておく・・

は、『なし』です。

 

バカみたいです。

頑張った私は一番バカです。

昨日はよく眠れませんでした。

 

でもこれがサラリーマン。

今日も電車に揺られ、会社に向かいます。

 

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ

最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。クリックが本当に更新の励みとなっております。

【おすすめランキング】
ハイレベルなシンプルライフブログガーさんばかりです
シンプルライフ ブログランキング
おススメブロガーさんが集まるサイトです
ワーキングマザー育児 ブログランキング

このブログが1冊の本に(2018年3月発売)

ABOUTこの記事をかいた人

10数年前の入社当時は、バリバリ系(自称)を目指してヒジ張って働いていました。 メディアに紹介され、優秀な女性として会社の重要ポストに・・と本気で考えていました。 現実は全く違い、自分の中で上々の結果だと思っても平凡な評価。現実と理想の違いに悶々とする日々。 結婚、自らの転勤、DINKSを経て、待望の子供を出産。 2回の育休を取得し、現在4歳、6歳の育児中。 もうすぐ3人目の出産を控える。 約50平米、賃貸マンションを何とか快適にと模索の日々。 夫婦共に技術系総合職、 お互いの実家は遠方(完全核家族)、 バタバタの育児、 主人は早朝(繁忙期は5時)に出社、 夫婦共に遠出の出張も・・ どこまでいけるか奮闘中の共働家、ともばたけ!