人気シリーズ続き続き。
【サラリーマンの現実シリーズの続きです】
学生の頃、就活の時期に考えていたこと。
研究室に入って、
研究をしているんだから、
研究職に就くことが1番良い
と思っていました。
教育に対する投資(時間やお金も含め)も回収できますし、馴染みのある分野でチャレンジしたい。
と言っても、
2000年代前半はちゃんと氷河期だったので、
ここの会社に受かりたーい!と思っても、
そう簡単に内定なんてもらえませんでした。
特に女性は顕著。
受けても受けても受からない。
男性も苦戦していましたが、
女性はどうしようもない現実が待っていました。
説明会は男女比が6:4くらいで女性もそこそこいるのに、
二次面接、三次になると、
待合では男子学生としかすれ違わず。
内定時には、9:1もしくはオール男性がザラ・・
まぁ、このお話はまた機会があれば、するとしまして。
学生なので、企業なんてよく知らず、
パラパラ四季報をみても何のこっちゃ分からない。
で、研究職は前にも書いたように、メーカーに勤める人が大多数。
それならば・・と考えた唯一?くらいの望み。
世界と戦える場所で研究ができたら・・
個人戦では、通用しないことはよくよく分かっています。
でも、チームや元々世界に『製品』売っている企業で戦うと、何とかなるかもしれない。
日本メーカーの就職説明会に行くと、
世界中にモノを売っている企業が沢山ありました。
直ぐに世界戦に挑戦できる
これは私にとって大きかった。
もちろん、外資系に飛び込めるほど英語ができなかった部分もあります。
いや、待てよ。
英語ができても国内企業に勤めたかも・・
やっぱり根本で、自分が研究した『モノ』が世界中で手に取られるなんて、こんな素敵なことはない。
と考えていました。
そして、おらが町である日本を売り込みたい。
とも。
別に右寄りな人間ではないですが。
しかし、15年以上、
何なら20年近く勤めてみると、
日本企業の組織はしんどすぎる
と耐えきれない部分が出てくる。
それなりに高い志でも、
頑張っても報われない虚しさだけが残る組織はツライ。
で、いざ転職!
と考えた時に、
うーん、外資系か日系かで迷う。
外資系は文化が日本のそれとは異なる。
だが、根本で、『働くのならば自国を推したい』が残っている自分がいる。
うーむ。
子供達が寝静まった暗闇の中、
転職のためにパチパチPCを叩く。
自分の最近の強みであるデータ関連のやってきた仕事を羅列します。
うん。
どんな会社が私を求めてくれるのか。
転職サイトの自分の登録欄を『データに興味ある・やってきた』推しに書き換えました。
さぁ、これでどんな人が声をかけてくれるか?
次の日・・
なんとなんと、データに強いエージェント会社がメールをくれました。
「面談しませんか?」
担当の方は40代中頃のエージェントとしては結構なお年の方(←いやあんたもな!)。
若い人よりも、話が通じてよいかもしれない。
さっそく、面談を快諾。
またもやお昼休み。
エージェントから開口一番に言われたこと。
「単刀直入に言います。
失礼ですが、ぽにさんは40代なので、
転職されるならお急ぎ頂いた方がよいです。」
おっ、おん。
で、この『40代問題』を皮切りに、
様々な事柄が、
私にグーーっと圧をかけてくるのです。
続きます。
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