この連載、長くてすみません。
お待たせしました。
*今までの簡単なおさらい*
外部の試験結果も良好、課題や技術も申し分なしとのことだったのに・・管理職にできないですと。
部長は、私への負のイメージもあるよう。こりゃ、あかんわ。
「転職します」と宣言すると、取締役より、「辞めないで」とのこと。
一方、研究者の端くれとして、昨年度結果も出ており、今年もまぁ結果が出る予想。
うーん・・と思っている所で、部長が一旦会議室から出ていき、取締役と二人っきりに。
何だかんだで、「今度飲みにいこうか」という話になり、うやむや路線になりそうな予感・・
そして、最後に「10年後どうしたい?」聞かれ、10年後っておるんか?私?!
冷静に、いやこの会社に自分の人生を捧げるのはもったいないと思うのです。
****************
あーー
会議室を後にし、涙が出てきました。
ほぼ泣きべそ状態の私。
昨年度の技術を前進しただけでなく、管理職になるために必要だと考え、本もかなり読んだ。
ない隙間時間を使い、何とか挑んでみた。
でもダメだった。
やはり、自分の力のみで越えられる壁よりも、他人のタイミングや評価による、どうしようもできない壁ってツライ。
一連のことについて、直属の課長に話さないと。
部長に呼ばれたことを課長は知っていますが、現場に取締役がいたことは知りません。
どんな理由で呼ばれたかも知りません。
頭の整理と相談もしたく、課長に全てを話しました。
この方、10年以上前の私が研究所時代にも、同じグループの先輩として働いていました。
同じ研究者としては、輝かしいセンスや実験の成果や実力は、正直あんまり感じませんが(コラコラ)、管理職として部下に寄り添う姿勢や、『聞く力』はとっても信用しています。
一通りの報告をしました。
取締役がおられたことと、私が落ちたことに驚いていました。
「何のプラスにもならないけど、自分の経験を話してもいい?」
と言われ、いろいろお話を聞かせてもらいました。
この課長、自分は外部試験の結果がもの凄く低かったと。
もちろん1回目は、
華麗に落ちたと
なので、私の試験結果を課長として見た時にビックリしたと。
というのも、この方、自分の是正すべき箇所を外部試験の先生にわざわざ聞きに行ったらしいです。
すると・・
『○○という項目と、△△という項目の点数が低すぎる。ここが管理職に最も求められている所です』と言われたとのこと。
2年後に全く同じ試験を受けに行ったと。
講師も一緒、問題も一緒、求められることも一緒だったので、
○○と△△が高くなるように自分を演出したとのこと。
その結果、
2回目で合格。
で、私の結果を見た時に、
【最も優れている特性】の箇所に、
○○と△△が記載されていたと。
あっこれは間違いない、受かるな
と思ってくれたようです。
なので、ハッキリ言って、
外部評価をみても僕もぽにさんへの是正すべき点って、ないしか言えない。
とのこと。
課長には、
- 外部試験の再試験は受けなくてよいこと
- 落ちた理由はいまいち掴めなかったこと
- 自分はショックを受けたこと
を伝えました。
第三者に伝えることで、だんだん落ち着いてきました。
冷静になればなるほど、
はぁ、やっぱり辞めようかな・・
と思ってしまいます。
この瞬間に辞めると、
『理不尽な評価をすると辞める人が出るよ』
と会社に知らしめすこともできます。
絶好の辞め時です。
私自身もめっちゃ辞めたいです。
でも、少しクールダウンする時間を作ろうと思いました。
つづきます
つづき~!のクリックを頂けますととても嬉しいです。