本ブログでシリーズにてお伝えしている、社内プロジェクトリーダー抜擢のお話。
今回もノンフィクションでお伝えします。
【シリーズ関連記事】
失敗の後の後始末。人生初の『社内根回し』に走り回ってみました
結構書いてますね・・ご興味のある方は画面下(PCは右)の【カテゴリー別記事】の『仕事』にて、ご覧くださいませ。
さて、プロジェクトも始まって早数か月。
当初の目標は3月の役員発表でした。
気が付けば、今月・・
その前に、2月のお話をしても良いでしょうか。
その日の会議は、発表のためにどんなプレゼンにするのか話合い+メンバーへのフォローをどうするかでした。
会議参加者は、
- 担当役員
- 時期役員候補たち(40代後半)
- リーダー3名
3つのプロジェクトが同時並行しており、それなりにメンバーにも負担はかかっています。
ちなみに、リーダーは、全員、結構な負担にクタクタ。
会議中、あるリーダーがこう提案しました。
「このプロジェクトに参加していると、非常に負担がかかります。僕のチームは愚痴みたいな部分も出てきました。士気を高めるためにも、メンバーの皆には、社内表彰をしてあげたいです。」
おぉ。社内表彰ですか。
なるほど。
私の所属する会社には、社内表彰制度がありまして、社内報に掲載、表彰+数万円のお金が頂けたりします。
でも、お金は1人当たりではなく、プロジェクト全体に支給される。
50人近くで頂くと、1人数百円~千円くらいになる。もちろん、税金も取られる。
負担がかかっているメンバーに、ご褒美をというのは分かる。
悪くない話だが、もらった時に、
ちょっとガッカリするのではないだろうか
私も昔、自分なりに動いた末に、チョロっとしたモノを頂いたことがあります。
【過去記事】あぁ、私って所詮サラリーマンなんだと思った出来事と新たな決意
そのモノに自分の仕事が代替されたような気がして、すごくガッカリしました。
しかも50人で取ったら、絶対代表者の名前しか載らないんちゃうんかな。1億くらいもらえるならまだしも。社内報にも名前、全員載せられる?
今のプロジェクトは、総合職と一般職の方が半分くらい参加しています。
女性も多い。
その方々は、社内で上に上がりたい、出世したいと考えている方というよりも、ライフワークバランスを大事にしたい方が多いと見受けられます。
私は、僭越ながらこう発言しました。
「社内表彰も頂ければそれは嬉しいと思います。
反対はしません。
ただ、本プロジェクトは、業務の自動化・簡易化も含んでおります。
成功すれば、今以上に有給が取りやすくなるなど、貴方が参加することにより、未来の働き方にリターンがあるよ。
という形でご協力いただくのも良いかもしれません。」
珍しく、担当役員が、「ほほー」と言った後。
「あんたらしいね。」
と言いました。
ですが、結局打ち合わせが進むと共に、社内表彰制度に上申という方向で進みました。
私は、今のプロジェクトを進めるために、少なからず周りの方に仕事を振り分けています。
その方々も、
「分かった。プロジェクト大変でしょ。いっていいよ。」
と言ってくれます。
心の中では、「これが成功すると、ザッジャパンのうちの会社が、もっと有給が取りやすくなるかもしれない。その時、恩返しします。」という気持ちがあってこそ。
それなのに、「社内表彰される案件なので、日々の雑務はヨロシク」という感じで、押し付けるのは、
なんかヘン
この会議のメンバーは、出世したい方を中心に構成されています。
彼らにとっては、社内での『自分の見られ方』は必須事項かもしれません。
50人で頂く社内賞であっても、彼らの出世街道には花を添えるのでしょう。
ただ、私のような『そこまでではない人間』にとっては?です。
私の感覚は皆さんとは、外れているのかもしれません。
こんな役職も何もない私が言及するのも何ですが、
手短なゴールを社内表彰などにしていると、大切なことを履き違えるとも思います。
プロジェクトは、参加メンバーがwinになるだけでなく、社内で『愛される』からこそ、成功が見えてくるのでは。
最悪なことに、後から議事録を見ると。
ぽに『社内表彰はいらない。』と発言したと書かれていました。
速攻、訂正文をお送りしました。
やっぱり、プロジェクトを動かすことは、なかなか難しいです。
落ち込むことも沢山あります。
一方で、ものすごく勉強になります。
さて、いろいろ飛ばしましたが、
実は、
明日役員発表がございます。
どうなる?私?
フルボッコにあうか?
また本ブログでお伝えします。
次回が楽しみという稀有な方がおられましたら、クリック頂けますと幸いです。
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